だらだら上げもそろそろ頑張らないとトレンドが暗転してしまう。そろそろデッドライン。


4月に立てた、5~6月の間はだらだら上げる、上値メドは高くはなくドル円115円、日経平均20,400円程度、という予想ですが結局4月末にドカンと上げてその後は横ばいでしたね。

横ばいの間にも着々とトレンドラインは作られており、少し停滞感が強すぎる感が出てきました。上げにいくには今週が期限のような感じです。特にドル円は微妙なところで、上にいく可能性の高い形から、上にも下にもいける形になってきてます。一目均衡表の雲の下限を割ってくるとさすがにトレンド暗転するので、日柄としてはあと3~5日ぐらいが勝負。この期間も横ばいを続けるとタイムアップで弱気トレンド転換してしまうと思います。

日経平均株価は今日・明日が勝負かもしれません。昨日の下げを下ヒゲにできる上げが今日来れば強くなる。明日も6月1日ですので月初上げで振り切るチャンスがあります。こちらもドル円と同様、まだ3~5日横ばいを続けてしまうだけでもトレンド暗転します。

今日の時点では、上げも下げもフィフティフィフティ。ただ、少しマーケットに売り目線が強そうなポジション構成が見られることと(これは将来の上げの燃料になります)、連日寄り付き前動向で日本株の買い越しを続けている外国人の動向が気になります。大きな下げがあるのであればまず先に外国人が売る傾向が見えるはずなので、その兆候はまだ出ていないように思います。信用売り残もかなり殖えていますから上がる燃料十分により、ポジション構成からは上げの方向性があるとは思っています。


気になる外国人買い。連休明けは上げか。


今朝も日本株の外資系寄り付き前動向は買い越し。昨日の売り越しは連休閑散の中わずか10万株の売り越しだったのでノーカウントとすればもう11日連続買ってることになりますね。この外国人の買い越し観測は何を意味するのでしょうか。

トレンドは中立。だらだらヨコヨコが続いたので強気サインも消えましたが弱気サインが点灯したわけでもありません。

連休明けの欧米中の動きがすべてです。欧米連休中に日本だけが稼働している場合、連休中の動きに対して連休明けは逆にいくことが多い経験則を僕は持ってます。根拠はないですが。

仮想通貨マーケットは既に先週末の下げをほとんどうめており強気ムード。僕が強めに保有しているイーサリアムは先週末暴落前の水準をほぼ回復してノーダメージです。日本株市場は実質は今日の日本市場が閉まってからが欧米連休明け。今朝も日本は下げて始まってますが跳ね返しくるでしょうか。日本株が上がれば連れてドル獲んも上げてきます。

仮想通貨資産については分散のスタンスから、資産集約を実施しました。


僕の投資基本スタンスは時間分散&銘柄分散のリスク分散です。仮想通貨(暗号通貨)資産についてもこれまでは10個もの通貨に分散して時間分散でコツコツ積み立て買付けを実施してました。まだまだ黎明期で、どの通貨が市民権を獲得していくのかわからなかったからです。

過去買い付けてきた通貨は、ビットコイン、イーサリアム、NEM(ネム)、モナコイン、カウンターパーティー、StorjX、Pepecash、Siacoin、Digibyte。リップルも一時期買ってましたがリップルの中身を知るにつれて見切りリップル分はNEMに資産移しました。

そして先週の仮想通貨暴騰のいったんの区切り目においては仮想通貨資産の集約に動きました。イーサリアムとNEM(ネム)の2通貨への集約を実施。

先週までの暴騰劇にとてもよく似た相場が過去にありました。2012年のアベノミクス相場です。民主党から安倍政権への政権交代が11月、そこから5月までの半年間の間に日経平均株価は倍増し、いったん大きな音を立てて下落します。しかしいったんの暴落のあともふらふらしながら上げ続け、3倍に到達するのです。

先週のいったんの暴落はその最初の半年間のアベノミクス暴騰劇とよく似ています。みんなが不安視して静観も多い中、市場全体が上げているのでどの株を買っても何倍にも上がる、そういう勢いのある相場です。

仮想通貨マーケットも先週まではどの通貨買ってても何倍にも何十倍にもなる、そういう相場でした。これからもマーケットは全体が上がりますが、上がる通貨は厳選されていくでしょう。限られた通貨だけが伸びていく、クソみたいな価値も無いコインまで上げていく幻はもう終わりだと思います。ここからは「ICO詐欺」がさらに蔓延していくと思うので注意です。ICOとは株でいうIPOと同じ、通貨の新規公開。仮想通貨自体は比較的簡単に作れるので今年前半のどの通貨でも上がった実績を元に、ICO通貨を買って儲けましょうという話がどんどん出てくると思います。もちろん、ここからの市場ではそういうのは上がりません。王道の主流の通貨のみに資金は集まっていきます。

仮想通貨の価値とはなんでしょう?決済機能うんぬんありますが、実際は価値保全機能を持ち始めたことが大きいと思っています。要は金地金の代わり、デジタルゴールド。金も価値保全の意味合いではスーパーキャッシュとしての価値を持ち、これからデジタル通貨たちもそういう価値を持つと思うのです。注意は金と同じで盗難のリスクに注意ですね。そこの対策は施していかなければなりません。僕が通貨絞ったのはイーサリアムとNEM(ネム)。このふたつはこの価値保全の役割を果たしてくれると思います。価値を保全する以上は自由に売り買いできる流動性を持たなければなりません。その意味においてこれからイーサリアムは国内も大手がバンバン参入してくるので十分。ネムはまだその流動性においては不十分ですが、これから流動性が伸びてくる将来性に期待しています。

先週末の仮想通貨暴落劇においても、僕は資産をかなりイーサリアムで持っていたのでダメージは軽微。イーサリアムはいち早く価値を戻しました。こういう通貨はこれからも強いと思います。



今日は閑散に売り無し、の1日。


今日は欧米マーケットが休場。「閑散に売り無し」ということで、じりじり上げるだけの相場になりそう。今朝方、北朝鮮が飛翔体を打ち上げ日本のEEZに着水したという報道にもマーケットは無反応。今が売り方向のマーケットなのであれば薄い市場のニュースという絶好の大きく振れるチャンスだけに投機仕掛けがあってもよかったが無かった。

G7の声明のあとで北朝鮮はここで撃たねば面目が保てないところなので撃ってくるのは完全にマーケットの予想通り、というところもあったでしょう。世間のニュースよりマーケットの動きの方がみんな身銭を切って真剣に情報収集した上での投機行動が反映されてくるだけに動静を見るには役立つ気がします。

ドル円や株価は閑散の中でのじりじり上げに終止するでしょうから、マーケット参加者の注目は俄然、仮想通貨の動向に集まります。年初からマーケット全体時価総額が8倍になり、先週末1日で3割下げ、週末日曜日1日で下げの半分を取り戻した仮想通貨マーケット。ボラティリティがハンパない上に、日本の投資家が容易に参入できる下地が整ってきただけに、逆張り大好きなミセスワタナベの前に広がるこの下げた仮想通貨マーケットの動向が注目されます。なにせ、クレジットカードで仮想通貨を買うというとんでもないことができてしまうのですから・・・。クレジットカード買いはまさにレバレッジそのもの、証拠金ですらなく、本当に借金で投機をする、という行為なので絶対にやってはいけない行為ですからやめて下さいね。

ビットコイン価格に見る、バブル形成の過程。今はまだバブル価格とはほど遠い判断。


 今年は仮想通貨=暗号通貨マーケットが大賑わいです。今年年初に総時価総額1兆円そこそこの市場だった仮想通貨マーケットは、今日アジア時間で9兆円を記録し、ニューヨーク時間が始まると▲10%の下落、あっという間に1兆円吹っ飛んで8兆円になっています。この値動き、とても興味深い。

 僕は2008年リーマンショックに巻き込まれて以来、バブルというものに興味を持ちバブル価格形成の歴史、過程についてはずっと調べてきました。リーマンショックの最中、金融の現場では何が起きていたのかというあたりについては相当な量の文献を読んできています。その過去の動きからすると、今のビットコインはじめ仮想通貨マーケットはまさにバブル価格形成の過程に沿って推移していると見えます。判断としては、まだバブル価格形成の道半ばであってバブル価格とはほど遠い、という判断ができます。

 そもそもバブル価格とはなんでしょう。様々な定義がありますが、たとえばウィキペディアでは下記の様に定義されています。

---ウィキペディアより引用---
バブル経済(バブルけいざい、英: economic bubble)とは、概ね不動産や株式をはじめとした時価資産価格が、投機によって経済成長以上のペースで高騰して実体経済から大幅にかけ離れ、しかしそれ以上は投機によっても支えきれなくなるまでの経済状態を指す。多くの場合は信用膨張を伴っており、投機が停止すると一転して信用収縮に陥る。

経済学の定義では、バブルとは「ファンダメンタルズ価格(理論価格)から離れた資産価格の動き」とされている。
---引用終わり---


 この定義には基本的に同意しています。不動産価格がわかりやすい。住宅ローンが借りられるのは日本ではサラリーマンの年収の5倍程度まで、とよく言われます。年収500万円のサラリーマンが35年ローンで組める住宅ローンが2,500万円、という風に、です。もし住宅価格が平均5,000万円、とかになったら買えなくなるのでバブル価格だという判断ができる、という風です。それを超えると平均世帯が買えないし、投資用不動産が賃料収入で採算が合わなくなるので投資家も買わなくなる。既に香港、ロンドン、トロント、オークランド、ソウル、ニューヨークあたりではこのような不動産価格形成にとっくの昔に到達しています。

 「買えなくなるまで高くなる」ことがポイントです。なので、バブル価格というものは「ビットコイン価格が年初から5倍になった」というような、上昇率で語るものではない。多くの人が間違って「バブル価格だ!」と語っていることです。ここを間違えている人は、今まで長く仮想通貨を保有していた人でも今年の仮想通貨価格上昇過程の途中で手放していることでしょう。バブル価格を判断する為には上昇率や単品価格ではなく「時価総額」を見る必要があります。仮想通貨マーケット全体の時価総額が、買えないほど高いものなのか、ということが重要です。

 時価総額を見ると、仮想通貨マーケット時価総額は8兆円。これを「買えないほど高い」ものなのか判断する必要が出てきます。投機マネーは自分が買うこと、その行為そのものによって価格を上げます。バブル価格の定義でも見たように「それ以上は投機によっても支えきれなくなる」状態であるのかどうなのか、というところです。どれぐらいのマネーが世界にはあるのか。日本株式市場は500兆円以上の市場規模を持ちます。その中で8兆円は上場企業1社ぶん、日産自動車ぐらいでしょうか。トヨタは1社で19兆円の時価総額を持ちます。日本企業1社であれば、投機マネーが価格を上げることができます。今日、CISさんという200億円を運用しているという有名な個人投資家が「ソフトバンク株を8700円まで全部一気に大人買ってみた」というようなツイートをし、(取引板を見ると実際に買ったようです)そのことでソフトバンクの株価が上がったと話題になりました。ソフトバンクの時価総額は9兆円です。たった1人の個人投資家の動向ひとつで9兆円という時価総額は動かすことができるのです。現在の仮想通貨マーケット時価総額がちょうど8~9兆円。(さらにソフトバンクは日経平均株価の中のシェアが大きい為日経平均株価市場全体を上昇させるインパクトすら持ったと言われています。) ここから見ると、仮想通貨マーケット全体時価総額9兆円は、まだまだ投機によって買い支えられる規模だと推定できます。この市場で儲けようと思えば投機マネーはまだ価格を吊り上げることができる。


 日本市場の時価総額は500兆円ですが、そこに現在日銀が毎年10兆円近く買いを入れています。500兆円の市場は、10兆円の買いが継続的に入るという観測で上昇期待を持つことができる。500兆円に対して10兆円は2%。仮想通貨マーケットが9兆円の時2%は1800億円。それぐらいの投機買いで上げるインパクトを持てる可能性がある。先ほど挙げた個人投資家は1人で200億円を運用していると言われる。海外では何百億円を持つ個人投資家は少なくない。


 また、現在はリーマンショック以降続く、欧米日の莫大な量的緩和によって世界的なカネ余り。借金に借金を重ねる信用創造によって世界中にばらまかれているレバレッジのかかったデリバティブマネーは100兆ドルとも1,000兆ドルと推測されます。これだけの規模のマネーがマイナス金利の運用難の中、タックスヘイブンに眠っていつでも獲物を探してさまよっています。仮想通貨マーケット、現在900億ドルです。


 結局、仮想通貨マーケットの時価総額8~9兆円という市場規模は、バブル価格というにはあまりに小さすぎるのです。この程度の金額では将来伝説にもなりません。かつて、日本の不動産バブル時代には、日本の山手線沿線の土地価格でアメリカ全土が買える、と言われました。今のビットコイン時価総額5兆円では日本の大企業1社買えません。その程度の時価総額では将来語り草にもならない。仮想通貨マーケットはかつてのチューリップバブル並みの伝説を作るポテンシャルはあると思うのでこの程度の時価総額で天井を迎えることはないでしょう。


 市場価格形成にあたって、アメリカ株式市場に伝わる格言があります。

 「相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観と共に成熟し、幸福感の中で消えていく。」

 この格言はまさにその通りだと思うのです。今、ビットコイン価格はまさにこの格言の家庭の中の「懐疑」のところにいます。ゴールデンウィーク明けから価格上昇が加速し、先週暴騰、今週になって日本のテレビや新聞、メディアでの仮想通貨の取り扱いが増えました。(余談ですがゴールデンウィーク前に僕の仮想通貨投資を取材された日経ヴェリタスさんは最高のタイミングでしたね。あの記事を見てゴールデンウィークに仮想通貨に資産をいくらかでも投じた人は大儲けしたでしょう。)

過去記事:仮想通貨の分散・積立て投資で日経ヴェリタスに取材頂きました。
http://fxtsumitate.com/blog-entry-898.html

 今週テレビで「ビットコイン価格が30万円を超えた」と盛んに言われました。そしてツイッターを見ていても今まで仮想通貨を耳にしたことはあったけど・・・という人が続々とマーケットに入ってきています。特にミセス・ワタナベと呼ばれ世界にインパクトを与える規模で為替取引をしている日本のFX個人投資家の仮想通貨参戦の動向は顕著です。

 今週ビットコインの暴騰を知った人は懐疑的です。今日のニューヨークの10%ものビットコイン価格下落を見て明日には「ほらね、こんなのに手を出しちゃいけなかったんだよ」と言える構えの人が多い。明らかに「懐疑」の状態です。

 ふたたび格言を見てみると、

 「相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観と共に成熟し、幸福感の中で消えていく。」

 今年仮想通貨マーケットは上昇を続けているのでずっと「懐疑」の中にあります。どうすればこれが次の「楽観」に変わるのか。その為には、「下がってもすぐ戻る」実力を示す必要があります。今夜の暴落は次のステップに進むに当たって必要なステップなのです。1回調整してまた高値を更新することで「このマーケットは下がってもまた上がる、下がる中で手放したら損をする」と人が認識し、高値圏の中でも「楽観」に変わっていきます。

 2008年の原油価格なんかがそうでした。あれよあれよと1バレル100ドルの価格を超えて高騰した原油は1回暴落し、「なんだ原油バブル終わったな」と思わせといて再度上げて120ドル。当時日本でもガソリン価格が高騰し人々の生活を圧迫しましたがその価格高騰は下がってもすぐ上がるし、もう終わりが無いんじゃないか、ずっとガソリン価格は上がり続けてしまうんじゃないか、生活は破壊されてしまうんじゃないか、と思われたものです。下がってすぐ上がるプロセスを踏むことで、高い価格が安定的になるのです。

 今夜のビットコイン価格暴落が、このステップに見えてしょうがない。


 そしてその価格高騰を享受した人の幸福感でマーケットが包まれるのが最後のプロセスです。「仮想通貨長者」がメディアのインタビューを受けてテレビ出演したり、天才投資家として取り上げられたり、ニューリッチ層として高級料亭に出没したり高級車を乗り回したり。仮想通貨に投資していた人はみんな幸せになった、そんな雰囲気が醸成されるのが最後のステップです。この状態にはほど遠い。仮想通貨が多少「億り人」を生んだ、とネット界隈で話題になっている程度で、現在の仮想通貨長者は長く仮想通貨マーケットにいるので保有通貨を手放しておらず、ほとんどの人が含み益の状態です。

 仮想通貨価格上昇の利益をきっちり利益確定し、幸福感を世間にばらまいてくれる層は、今まさに参入している人たちです。仮想通貨の保有にはこだわりや愛着がなく、短期利益の為に参入しているのでここから上昇したら躊躇なく利益確定し豪遊してくれるでしょう。そして現在懐疑的な層を動かします。

 イノベーターやアーリーアダプターたちが今まで持っていた仮想通貨がキャズムを超え、現在アーリーマジョリティたちが入ってきています。レイトマジョリティはまだまだ懐疑的で動きません。レイトマジョリティを動かすのはアーリーマジョリティたちの幸福感。あと1~2ケ月かかるでしょうか。そのぐらいに本当のバブル価格を形成し、天井をつけるのかなあ、と思っています。現在仮想通貨マーケット市場規模が9兆円。どのぐらいまでいくでしょうか。まったくもって指標はありませんが、たとえば日本株式市場500兆円の10分の1である50兆円とかになってくるとやっとバブルの雰囲気がしてきますね。


 最後に、現在の仮想通貨価格の高騰っぷり。2008年リーマンショック時の原油マーケットをとても思い出させてくれます。現在は欧米日の量的緩和によってそもそもがマネーバブルの真っ最中。金融危機が起こるバブルの最後の過程ではいろんな資産価格が上昇します。実態経済以上にマネーが余っているので実態経済には投資先がなく、いろんなものにマネーがばらまかれていきます。2008年は原油をはじめとした穀物などコモディティであり、サブプライム証券であり。原油価格は120ドルを超えて高騰している中リーマンショックが起こり、30ドルとかまで大暴落しました。リーマンショックの顕在化は9月でした。

 これから6月になります。仮想通貨がこれから楽観のプロセスに入りバブル価格を形成し崩壊するまで1~2ケ月あるとすれば、8月や9月。まさに、リーマンショックのタイミングをほうふつとさせます。

 目先は僕は株も、為替も、仮想通貨も、上昇に乗っかります。しかしいつでも離脱できるように脱出パラシュートのボタンは常に握りしめている。そんな状態が今年の投資スタンスです。


 このブログは個人の趣味の日記であり、投資行為を推奨するものではありません。投資行為は自己責任でお願いします。


リスクオン?いや、起きているのは基軸通貨ドルの減価か。ビットコイン価格高騰に見られるドルの動き。


米国株が再度過去最高を更新。株価は上げてきました。株価が上げてくることは予想通り。ただ、ドル円がなかなか上がりません。米国株高値更新によりドル建て日経平均株価は上がりますがドル円がもし円高にいってしまうと円建て日経平均株価は上がりません。ここから短期的な円高ドル安は想定しづらいですが。

この株価高騰。ドル円でのドル高円安を伴わない上昇はとても気持ち悪い動きを含んでいます。米ドルと日本円の金利差は依然存在するわけで、本当にリスクオンの投資行為があるのであれば円を借りてドルを買うという円キャリートレードの動きが出てドル円は円安に向かいますがドル円が動かない。代わりにユーロ高ドル安が起きているのでユーロキャリーが起きている可能性はありますが、にしてもこのドル円の動かなさは怪しい。

ひょっとすると、この株価・原油価格の上昇というのはリスクオンではなく、基軸通貨である米ドルの減価が起きているだけなのでは、とも思うのです。米国株が過去最高値を更新したのではなく、米ドルの価値が過去最安値をつけているだけなのではないのか、と。米ドルは基軸通貨なので、世界のほとんどの資産はドル建てで表記されます。このドル建て表記において、ドルがどんどん下がっていくからモノの価値が上がって見えているだけなのではないか、と。リスクをとってリスク資産を買うリスクオンというより、米ドル減価のリスクを避けてモノを買う行為なのでは、と。

顕著なのがビットコイン。米ドルが下がる中、昨日ビットコイン価格はまた上げて時価総額は400億ドルを超えました。日本の報道ではビットコインの取引は中国がほとんどだと言いますが、使用通貨を見ると少し違う動きが見えます。ビットコインが何を使って取引されているかを見てみると、BTC/USD、BTC/EUR、つまり米ドルとユーロからのビットコイン売買がとても増えているのです。仮想通貨第二位のイーサリアムではETH/KRW、韓国ウォンからの取引が多く見られます。もはや中国元建ての取引はボリュームが少なくなっています。中国国内での仮想通貨取引規制により人民元ダイレクトではなく香港やシンガポール経由で中国人がドル建てで取引しているのもありますが、流れは米ドル→ビットコインの流れでビットコインの高騰が生み出されています。

米ドルからの資金流出。今年10月にはまた米国債務上限の問題があり、アメリカデフォルトも懸念されます。米ドルからの資金逃避が各種資産に飛び火している。それが今年半年足らずで総時価総額が8倍、900億ドル=9兆円にも達する仮想通貨マーケットの空前の高騰を作っているのかもしれません。そんな仮説を立てたくなるようなマネーの流れです。

基本は短期では株買いでいいでしょうが、その先には大城な崖があるかもしれない、動きが見えたらすぐ逃げる体制をとって、緊張感を持って目先の上昇相場の恩恵を享受していかなければならないのかもしれませんね。なにせ、今年のマーケットの空気は僕も経験した10年前、2008年リーマンショックの年の動きにソックリですから。当時は危機の前に原油価格が100ドルを超える大暴騰を見せました。現在の仮想通貨マーケットはまだまだ伸びそうですが、当時の原油価格の再来を彷彿とさせるのです。危機は繰り返す。ただ、危機は同じ顔をしては現れません。だから、やっぱり危機に巻き込まれてしまうのですね。

過去24時間でのビットコインの法定通貨(FIAT、フィアットと呼ばれます)との取引量の上位取引は下記のようです。イーサリアムやリップルなど他の仮想通貨を経由してビットコインを買う取引量もかなりあるので本当のとこはなかなか見えませんが。

取引所 通貨ペア 取引量
Bitfinex BTC/USD 68M$
Kraken BTC/EUR 66M$
GDAX BTC/USD 58M$
Bitstamp BTC/USD 50M$
bitFlyer BTC/JPY 45M$
Gemini BTC/USD 21M$

日本円からもかなりの取引量が発生してますね・・・。


やっと来たドル円上昇!米国債利回りの強気トレンド展開。

 今週はあまりに静かに推移していたドル円ですが、昨夜やっとドル円上昇しました。日足一目均衡表雲の上限、111.80円に衝突した水準に今います。ここは抜けてくると思います。背景は米国債利回りの強気トレンド転換。一目均衡表の遅行スパンが明確にローソク足を上抜き強気転換。雲をすぐ目の前にとらえています。だんだん下がってきている抜けやすい雲なので、今回は雲を抜けてくると思います。

 今夜はFOMC議事要旨。マーケットは6月利上げで織り込まれていると言われる中、反応が気にされるところ。どちらかというとドルが売られることがマーケットのポジション状況では気にされているようですがトレンドからいえば、ここは米国債利回りもドル円も上に抜けてくるきっかけになるんじゃないでしょうか。

 ツイッターはいいですね。ときどき強気だ、弱気だ、と自分の方向性をツイートするのですが、大勢の個人投資家の見方と自分の方向性のすり合わせに良い。大勢と逆の見方をしていないと方向性予想は当たりませんから、僕が方向性をツイートした時に、反論コメントがつくと自信がわきます。

 4月中旬から掲げている予測、6月までだらだら上昇、上昇メドはドル円115円、日経平均株価は20,400円は変わりません。現状ドル円111円台で日経平均株価19,700円レベルですから、ドル円が113円台にいくだけで日経平均株価は2万円達成してしまいますね。



ドル円、日本株はゆるい上げ相場がだらだら続く。トランプ中東歴訪とユーロの動きと。


 ドル円、日本株はゆるい上げ相場が6月までだらだらと続く予想はそのまま。ドル円は雲の中にいてこの雲を上抜けるまではだらだら。日本株もボリンジャーバンドの中心線で下げ止まっていて強い形。ドル円と連動している米国債利回りは今日明日にも一目均衡表の遅行スパンがローソク足を上抜け、強気転換しそうです。ドル円、日経平均ともトレンドの本格強気化は間近。

 イベントごととしてもトランプ大統領の初の外遊が中東であること。中東和平に向けて動いているように見えます。過去アメリカは原油利権を巡って中東の争乱から利益を得るような形になっていましたが、シェール革命後の米国は原油利権にもこだわりがなくなったのか、トランプ大統領の中東歴訪の動きは本当に中東和平に向けて動いているような感じがします。どう考えても平和は良いことですね。ここは素直に期待したいと思います。

 昨日ややこしかったのがユーロの動き。米国株、資源価格、仮想通貨価格、各種マーケットが強気、リスクオンのムードだったのにメルケル首相の「ユーロは弱すぎる」発言によりユーロ高・ドル安が進行しドル円が上がらず日経平均先物も上げてきませんでした。なんとも気持ち悪い動きでした。しかしそんなユーロ高に阻まれながらもドル円がじりじり上げてきましたので、日本株も遅れてリスクオンに入っていくでしょう。やはりだらだら上げていきます。退屈なマーケットながら、穏やかに眺めていていいとこかなと思います。

まだしばらく退屈なだらだら上げ相場。米国債利回りの上昇トレンドへの転換→ドル円は上昇へ。

 仮想通貨資産が1日+10%とか+20%とかアホほど上がっていくので実態マーケット分析をさぼってしまいそうですが、仮想通貨マーケットの分析はあんまり世の中の需要もありませんし、最後はやっぱり実態マーケットなので気を引き締めてドル円や株価など実態マーケットを日々分析していきたいと思います。

 日経平均株価は少し相関が薄れたとはいえ、ドル円に連動する。日本株はドルベースで損益を見る外国人投資家が7割も占めるマーケットです。ドル建て日経平均はニューヨークダウとほぼ完全連動しており、米国株が強い限り、ドル建て日経平均も強い。ドル円が円安にいけば当然そのぶん円建て日経平均株価は上がることになります。

 そのドル円は米国債利回りと完全連動しています。ここしばらく金利下がりつつありましたが、いよいよまた米国債利回りが上昇トレンドに転じそうです。僕はチャートは日足以外信用しませんが、日足の一目均衡表を見るといったん雲上抜けに失敗し落ちましたがまた雲にトライする形。遅行スパンがローソク足をまもなく抜けるところで、強気転換サインが出てきます。遅行スパンのローソク足抜けと、雲上抜けの同時達成で上昇に勢いがつくことになるでしょう。

 上昇はいつもおっかなびっくりゆるやかで、長い期間をだらだらと上げていきます。ショート派はこのだらだら上げでぎりぎりと締め上げられていくわけですが、弱気派が少数派になるまでだらだら上げは続きます。そして弱気派はがごく少数になったところで暴落は来ます。今回は6月まではだらだら強気は続きそうです。6月まではまだ2週間ありますね。

再び日経平均株価2万円を目指す動き。リーマン以上の金融危機は来るけど今じゃない。

※この記事を書いたあと、twitterアカウント教えてほしい問い合わせがありましたので掲載しておきます。negishi_manabu1です。アカウント名は「ねぎしまなぶ」です。


 昨日は日経平均引けが19,553円。そこから欧州マーケットがオープンし、あれよあれよという間に日経平均先物は19,300円を割れる動き、ドル円もあわや110円割れか、というところまで下に突っ込みました。その間、僕はツイッターで買い買いツイートしまくってたら散々バカにされました。この買い発言してツイッターでどれだけ叩かれるか、というのもまた個人投資家の動向を知る上で良い指標になります。4月中旬18,300円の時に買いツイートしたときもよく叩かれたので、今回も叩かれて「ヨシ」と思いました。

 そして今、昨夜の下値突っ込みの動きは無かったかのように元通りに戻ってきて日経平均先物は19,600円。昨日の日本市場引けを超えて来ました。ドル円はもっと超えて111円後半。強いです。

 先月から続けている「6月まではだらだら強い」という予想は維持です。高値はそれほど高くない、という善そうも維持。日経平均株価は20,400円。ドル円は115円を少し超える程度。

 トランプがどうだこうだという、あまり確証の無いニュースにはあまり興味はありませんが、興味があるのはチャート。米国債利回りに注目。昨夜やや反発で、いよいよ一目均衡表の遅行スパンがローソク足を抜けてきそうです。とトレンドは上を向いてきます。米国債利回りはドル円と完全連動していますので、ドル円が強くなります。ドル円111円そこそこで日経平均株価19,600円なんて水準なわけですから、ドル円が1~2円上げるだけで日経平均株価はあっさり2万円は超えるでしょう。今日は昨夜の恐怖から売ってくる個人投資家があるのでもう1回押し目買いの好機になるのではないかと思います。


 僕はこのように目先は強気予想していますが、その先となると超がつくほどの弱気です。今のマーケットの空気。僕がハイレバFXでいったん退場を余儀なくされた2008年リーマンショックの年にそっくりです。週明け当たり前のように窓を開ける値動き、下がっては猛反発、下がっては猛反発というショート派泣かせの値動き。歴史は繰り返す。しかも現在は当時と違い欧米日が量的緩和で膨らませまくったバブルはより大きく、パンパン。世界を駆け巡るレバレッジマネーは1000兆ドルなんて話もあるくらいです。これは、リーマンショックを超える金融危機は来ます。ただ、今じゃない。

 リーマンショックを経験してる人は、大暴落・崩壊時にもちゃんとサインが出てくることを知ってると思うので2008年にやられた逆襲もできるかもですが、金融危機の時の稼ぎ方はいまのマーケットにもう手を出さず、今年の夏~秋、遅くとも1年以内には来るであろう金融危機で下がるに下がったところを買えば高い確率で稼げるチャンスです。それが一番リスク低い。なかなか下落で稼ぐのは難しく、金融危機を見越している人は昨年から何度もショートを仕掛けては損して、売っては損してきてるはず。

 金融危機の前にはバブルの最後の花火の1発、暴騰が来ます。誰も買えなくなるぐらい上げてくる。マネーは巡る。不動産が上がらなくなったら株へ、株が上がらなくなったら資源へ、資源が上がらなくなったら・・・と渡り歩いてあちこちでバブルが起きます。現在、仮想通貨マーケットが暴騰しているのはそういう流れもあるかもしれません。

 危機は来るけど、今じゃない。危機は必ず予兆があります。そろそろ世界の不動産価格の値上がりが止まりそうです。消費者のローン残高ももう借りられないレベルに来ています。プエルトリコはデフォルトし、昨夜ブラジル株ETFは一瞬で10%もの下落を記録しました。ジャンク債がふん詰まり始め、新興国は不安定になりつつある。早ければもう数ヵ月。夏~秋にかけて。





ブログ内記事検索
スポンサードリンク
お知らせ
Twitterやってます。
negishi_manabu1のTwitter
プロフィール

ねぎし まなぶ(P.N)

Author:ねぎし まなぶ(P.N)
某企業勤務のサラリーマン。
株・FX投資暦10年以上にもなるが、デイトレードをやると負け続きでデイトレードは引退。
しかし、短期売買で負け続きでも、過去取り組んだ積立て投資では着実に資産が増えていることに気づき、やはり最強の投資は積立てであると確信。
外貨投資FXで、ドルコスト平均法の中でも最強のリスク分散「毎日積立」に取り組みます。
毎日継続するときに飽きたり変な欲が出ないように、日記の形で記録しながら取り組むことにしました。

※なお、本ブログは素人の趣味の日記であり、投資を推奨するものではありません。投資判断は自己責任にてお願いいたします。

カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
スポンサードリンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示
リンク
にほんブログ村 為替ブログ 為替日記へ
にほんブログ村


FX・サラリーマン投資家 ブログランキングへ


2014/10/22 ブログ開設
2014/10/29 100アクセス突破!
2014/12/07 1,000アクセス突破!
2015/02/17 5,000アクセス突破!
2015/04/12 10,000アクセス突破!
2015/06/08 15,000アクセス突破!
2015/07/28 20,000アクセス突破!
2015/10/27 30,000アクセス突破!
2016/01/25 40,000アクセス突破!
2016/04/29 50,000アクセス突破!
2017/08/04 100,000アクセス突破!
スポンサードリンク