ニューヨークダウはトリプルトップをつけにいくまで上げる展開か。
気づけば昨年のクリスマス暴落なんて忘れてしまうぐらい、ニューヨークダウは1月の1ヶ月で3000ドルも上げた。半値戻しもとっくに超えてきてるので、下げてくるにはまた新たなタイミング、きっかけがなくてはならない。
わかりやすいところといえば、やはりトリプルトップをつけにいく、という展開だろう。2018年2月と10月に2回26,000ドルを超え、いずれもそこから急落している。同じだけ期間を伸ばすと次の26,000ドル超えは6月となり、今年もセル・イン・メイということになる。
今月1度、昨年末の下落から3,000ドル反発の半値、1,500ドルくらいの下落は見せてくるだろう。そこからしつこくじりじり上がり5月にピークを打つ、と。
今年の5月、6月といえば日本も大きなイベント。5月で平成が終わる。その平成の終わりぐらい株価は確かに高くてもいいじゃないか、とは思う。そして昨年から日本の連休は狙われ続けてきたが、今年は世界で日本だけが超大型連休。ここは狙われるでしょう。連休開けて5月相場スタートはドル円も日経平均も異次元に下落したところから、ということもあるかもしれない。
目先の相場はどうだろう。気になるのは日経平均とニューヨークダウの開き。俗に言うND倍率だが、日経平均20,700円、ニューヨークダウ25,000ドルと、4,300ポイントも開いており、これは異常事態であってずっと続くものじゃない。どちらかが寄せていかないといけないわけだけども、さて、どちらか?日経平均が突然1,500円上がるかもしれないし、ダウが1,500ドルいきなり下げるかも。どっちがあってもいいが、上げていくニューヨークダウを横に見ながら日経平均は1月の間、1ヶ月間もヨコヨコの動きを続けた。大きく動くマグマを蓄えているのは日経平均の方かもしれない、とは思う。