金融ボラティリティの消滅。


これから金融市場で起こることは、株価が上がるのか下がるのかなんて生易しい話ではないと思う。リーマンショックを超える暴落が来るか、それとも急騰するのか、そんな次元の話ではない。金融市場自体の危機だろう。ボラティリティというものが消滅し、株価がまったく動かなくなるだろう。

世界は量的緩和をやりすぎた。紙幣を増やしすぎてカネというものがどんどん価値を失っている。GDPなど付加価値は全然増えないのにマネーの価値が下がるので物価は上がる。パイが限られてる中での企業のパイ食いあいの縮小競争で今はまだ物価増はそれほどでもないが時間の問題でいずれ強烈に物価は上がる。まさにスタグフレーション。インフレよりはるかに怖い、人の生活が苦しくなる状態だ。

政府の借金はどれだけ増えても問題ないと経済学者に言わせて量的緩和をさらに続ける。世界でマネーの価値はどんどん下がる。物価と同じように株価はゆるゆるとは上がるかもしれないが金融市場で最大の規模がある債券市場では既にトレーダーは仕事がなくなっていなくなってしまったし、株式でもトレーダーは急速にクビになり、トレードはほとんどただAIが最適化を続けるというまったく意味のないものになりつつある。株で大儲け、なんてもうそんな時代は終わってしまった。

マネーの価値が急速に失われる、ということで最も不利なのは現金保有。貯金である。最たるものは年金。物価スライドなんて機能しないので、これからどれだけ物価が上がっても支給額は上がらないから老後生活破綻は増える。金融庁が年金に加えて豊かな老後を送るためには2000万円の貯蓄が必要なので投資しなさい、という報告書を出したが、2000万程度の規模の話に投資を持ち出すなんて愚の骨頂。自己教育投資をして労働で稼ぐ方がはるかに効率が良い。年収を増やしていく方がよっぽど早い。2000万円も持たない、ということは投資の原資は100万、200万しかないであろう。年利5%でも年5万や10万。働いた方がはるかにカネは増える。

AIの最適化、生身の人間のトレーダーの消滅により株価は物価上昇率程度にゆるゆる上がるだけのものになる。投機は消える。日本株式市場は政府日銀が最大株主となり国有化に近づく。これはもはや、資本主義から共産主義に変わってしまうようなものである。

株が上がった下がったなんていうのはもう過去のものになる。ボラティリティがなくなり、マネーは価値がなくなり、共産主義的に人的資源の時代になる。最近よく価値経済と言われるものだが、全体としては成長がなくなり、マクロからミクロの時代になる。全体から個へ。森を無視して木を見ないとなんの動きもない時代。お金を増やすということに早く関心を失うべき。

投資なんてやったことのない、ただ仕事に邁進する人が正解だ。我々サラリーマン投資家は、投資というものを考え直す必要がある。短期トレードはもう死んだのだから、忙しい短期トレードはもう必要ない。チャートを見るスキルなんてのももういらない。そんなデータを扱うのは機械の方が得意なのだから、それはAIに勝てはしない。短期トレーダーは絶滅する。豊かな生活の価値、自己投資にリソースを割くべきである。



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ねぎし まなぶ(P.N)

Author:ねぎし まなぶ(P.N)
某企業勤務のサラリーマン。
株・FX投資暦10年以上にもなるが、デイトレードをやると負け続きでデイトレードは引退。
しかし、短期売買で負け続きでも、過去取り組んだ積立て投資では着実に資産が増えていることに気づき、やはり最強の投資は積立てであると確信。
外貨投資FXで、ドルコスト平均法の中でも最強のリスク分散「毎日積立」に取り組みます。
毎日継続するときに飽きたり変な欲が出ないように、日記の形で記録しながら取り組むことにしました。

※なお、本ブログは素人の趣味の日記であり、投資を推奨するものではありません。投資判断は自己責任にてお願いいたします。

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