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日々どんどん目減りしていく日本人の円資産。ロシアの教訓を活かすべき。

最近、少し外貨投資に焦りを感じる。
積み立て投資でコツコツ買っているが、どかっと日本円を外貨に換えてしまいたい衝動がある。
しかし、このブログを更新して、自分の考えを整理して毎日冷静になる時間があるので、
衝動買いすることなく、コツコツ積立て投資に徹することができている。
(一方、先日ちょっと書いたようにロシア株をNISAで買ったりもしてるけども。FXではガマン。)

先週末は1ドル119円で終わり、120円をうかがう円安トレンド。
本当にこの水準は「円安水準」で、もうこれ以上円安にはなかなか行かないのか?
円安に賭けて儲けるために思いっきり外貨資産に変える!という発想になってしまうとその行動自体がリスクになり
「それはやめときなさい」と、話が変わってきてしまうが、
資産防衛、資産ポートフォリオという視点で見ると本当に円資産ばかりでいいのか?という発想になる。

僕も含め、多くの日本人はほとんどの資産を日本円で貯金している。
しかし世界の基軸通貨は米ドルであり、ドルベースで物事を考える発想は必要だ。
円預金1000万円持っているとして、この2年間100万円という数字はまったく変わらなくても、
ドル円は80円から120円に円安になったので、
1000万円÷1ドル80円=12.5万ドルが、100万円÷1ドル120円=8.3万ドルと、
わずか2年で価値が67%に目減りしてしまった。
1000万円が670万円になったと思えば、なんとも恐ろしい話。
そして、僕も含め大多数の日本人がこの被害にあったわけだ。

2005年~2008年リーマンショックあたりのFXブームにのった個人投資家は思うかもしれない。
あの時だって、1ドル97円から124円まで円安になって、リーマンショックで一気に80円まで円高になった、と。
今回も同じように、120円で跳ね返され、ここから円高になっていくんだろう、と。
しかし今回の日本の量的緩和を背景とした円安、は構造的に円安になっていく明確な理由になっている。
量的緩和はまだまだ続ける、日本円はまだまだ増やす、というのだから、増えた通貨の価値は下がって当たり前。
一方、米国は量的緩和を止めたのだから、通貨量の差でどんどんドル高円安になる。この構造はまだまだ続く。
わずか30年前、1ドル200円台だったのだ。ドル円30年チャートを見ると、今の水準がまだまだ円高に見える。
この円安が続くリスク管理として、外貨資産は持つべき経済合理性があるわけだ。

今の円安のペースからすると、1日500円、1000円なんていわず、もっとガンガン外貨を買っていった方がいい、という衝動は常にある。
しかしそこは自分の外貨購入スタンスに立ち戻って、外貨積み立て購入はあくまで儲け狙いではなく、
資産防衛、リスク回避のためにやっている、という発想に戻って立ち止まる。
過度に外貨建資産に偏っても、それはまたリスクになる。
長期円安がシナリオながら、相場は生き物なので逆のシナリオも頭に入れて動くべき。

たとえば、今回の原油安が引き金となって、世界恐慌になってしまうケース。
原油安 → 米国シェールガス関連企業の資金ショート → シェールガス関連債権の不良資産化 →
→ 米国金融機関の不良債権増加 → 米国金融機関の貸し渋り → 米国住宅ローン厳格化 →
→ 米国住宅市場悪化 → 米国住宅市場からの中国マネー引き揚げ → 中国住宅バブル崩壊 →
→ 中国富裕層の減少 → 世界の消費悪化 → 世界株安 → 米国QE4実施(量的金融緩和第4段) →
→ ドルの増刷 → ドル価値の低下 → 円高ドル安

というように、今の世界景気の不透明要因はいくらでもあるので、
円高への揺り戻しリスクはいくらでもシナリオを描くことができる。
円安の根拠になっている日米通貨量の差と、金利差をひっくり返すシナリオがあれば
いつでも為替は超円高へ逆転シフトする。

経済というものは結局予想できない。そこは原則として頭に叩き込んでおく必要がある。

先行きが予想できないのであれば、どうすればいいのか?
答えは、どっちに動いても対処できるようにしておくこと。
これが唯一、取れる対策だ。

もしこのまま円安が続き1ドル200円になり、今ロシアルーブル安で苦しんでいるロシアの年金生活者の方々のような被害にあう可能性はゼロではないのだから、保険として外貨資産は持っておかないといけない。こういう話だ。
もしそうなった時に全部円資産しかなかったら価値はどんどん下がっていくだけ。
ロシアの人たちは通貨暴落に備えてドル資産を持っている人は多いようで、被害を抑えている懸命な人もいる。

では、今外貨を買うべきか?ドルを買うべきか?
資産の一部を一気に外貨に移そうとするとタイミングを逃す。予想がはずれると大きな痛手にあうから。
たとえばまさに今。1ドル119円で、ここから120円を超えていくのか、
先週の様に円高調整が入って117円よりさらに底を抜けて下落していってしまうのか。まったくわからない。
こうなると、まとめて買おうとすると買えない。

ではどうするか?その答えが、”コツコツ積立て”だ。
少額ずつ買うので逆にいくのが怖くないし、毎日買うのでチャンスを逃す可能性も少ない。
リスクが少ないので、少しずつでも外貨投資を進めることができる。
このブログを始めた当初、FXでの外貨積立てを始めた当初はまだ積立ての威力を本当にはわかってなかった。
しかし、いつでも、毎日投資に踏み出していける、精神的な強さを持たせてくれる積立て投資は本当に良い。
ここから先、円安になっていっても、少しでも外貨投資に踏み出しているので精神的に楽だし、
もし円高にいってもたいして損が出るわけでもない。
FXで外貨を買うなら、積立て投資が良いと、本当に思うのです。


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プロフィール

ねぎし まなぶ(P.N)

Author:ねぎし まなぶ(P.N)
某企業勤務のサラリーマン。
株・FX投資暦10年以上にもなるが、デイトレードをやると負け続きでデイトレードは引退。
しかし、短期売買で負け続きでも、過去取り組んだ積立て投資では着実に資産が増えていることに気づき、やはり最強の投資は積立てであると確信。
外貨投資FXで、ドルコスト平均法の中でも最強のリスク分散「毎日積立」に取り組みます。
毎日継続するときに飽きたり変な欲が出ないように、日記の形で記録しながら取り組むことにしました。

※なお、本ブログは素人の趣味の日記であり、投資を推奨するものではありません。投資判断は自己責任にてお願いいたします。

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