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スイスフランショックの余波を探る。本当のスイスショックはこれから。

さて、先週のスイスフランショック。
週が明けて、スイスフラン高騰が世界に与えた影響がそろそろ明るみに出る頃。

今日はニューヨーク休みで相場も閑散、明日のニューヨークから本格的に動きがあると思うので今日は静かな1日。
ゆっくりいろいろニュースを見て気になる記事を集めてみました。

「スイスフランショック」の余波世界に、為替業者が破綻(ロイター)
http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPKBN0KP2AJ20150116
FX業者のアルパリが瞬時に破産したのはわかるとして、英銀バークレイズも損失の恐れ。

スイス衝撃で970億円ファンドが実質全資金を失い清算-関係者(ブルームバーグ)
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NIEMM76KLVR901.html
970億円のファンドが1つ、全資産を失い、消滅したらしい。
歴史のあるヘッジファンドなだけに、資金を預けていた顧客が誰だったのか、気になるところだ。
米国では公的機関もヘッジファンドに運用委託をするため、ヘッジファンドの破綻がどこに波及するかわからない。
しかし自分の資金で運用していたわけではないので、誰かの970億円が消滅した、ということは言える。

米シティ、フラン急騰で1億5000万ドル強の損失-関係もの(ブルームバーグ)
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NIAQKO6TTDTC01.html
シティ、ドイツ銀、バークレイズといった主要銀行が軒並み1億ドルレベルの打撃を受けている。
銀行のディーリング部門がこれだけやられているのだから、ヘッジファンドではまだまだいるはずだ。
これからもっとヘッジファンドの破たんの話が出てくるだろう。
また、銀行が損失の穴埋めにどういう行動に出るかも興味深い。

マネックス、未回収金1億6000万円 スイスフラン急騰で(日経)
http://www.nikkei.com/markets/company/news/news.aspx?scode=8698&type=2&g=DGXLASGD19H1V_19012015EAF000
大江真理子アナの旦那さんがCEOを務めることで知られるマネックスグループのFX顧客未収金が1億6000万円発生。
マネックスグループからするとそれほど大きな損失ではないが、投資家がこれだけ損失を出した。しかも追証分。
これから顧客からの回収を進める、とのことで怖ろしい話だ。
投資家の1億はFXでレバレッジをかけると10億にも20億にもなる為、
追証が発生しない分の損失も含めれば100億ぐらいの規模の取引ポテンシャルが失われたのかもしれない。
当然、FXプレーヤーが減るので、相場は萎縮し盛り上がりは失われる。

クレディ・スイス、大手法人顧客から預金手数料徴収へ(ロイター)
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPKBN0KR10D20150118
このニュース、さらっと流れているがスイスが本気でマイナス金利に取り組んでいる姿が見える。
銀行に預金したらお金を取られる。
これだけ本気でマイナス金利に取り組むとさすがになかなかスイスフラン高は進みづらい。

スイス中銀、ECBの量的緩和見越し行動=ルクセンブルク財務相(ロイター)
http://jp.reuters.com/article/idJPL4N0UY24Z20150119
スイスは欧州量的緩和が実行されれば無制限介入の維持が不可能。先に撤退したという観測。
これが今週のECB理事会の決定予想における本命だろう。
ユーロ本格量的緩和実施への期待は大きい。今日も欧州株は絶好調。
期待が大きいだけに裏切られたときの暴落はすごいのだが。


いろいろスイスショックの余波を見ていても、どう考えてもまだ氷山の一角だ。
FX会社の未収金もどれだけ回収できるかわからない。
個人投資家の損失も怖い。巨額を動かす資産家が打撃を受けていると損失穴埋めの為に他の資産引き上げに動いてくる。
特に心配なのがスイスを借りて買われていた欧州の不動産市場。
そうでなくても一大顧客のロシアがロシアルーブルの下落により一夜にしてロンドンから姿を消したというニュースを目にした。
ロシア勢が消え、今回スイスショックで住宅ローンの返済が滞れば、欧州の不動産はどうなってしまうのか。
右肩上がりの住宅バブルを形成してきた欧州不動産も、今回のスイスフランショックを機に危ない。
市場が頼りにするのはもう今週のECB量的緩和しかない。
その期待に応えられるほど、ECB理事会は大がかりな量的緩和を打ち出せるのか。

リスクオフが進めば、為替もいくらか円キャリートレードの巻き返しで円高局面が来るかもしれない。
ドル円もじわじわ下落トレンドを形成している。
しかし今回の円安は売っているのが日本の公的機関を含む日本の金融機関。
円キャリートレードでここまで円安になってきたわけではなく、円を売って買っているのは米国債なのでリスクオフで売られる資産ではない。
なので円キャリーの巻き返しは、また1ドル100円を割る円高を招くほどのパワーはないだろう。
円高になってもたかが知れている。
円高調整局面ではしっかり安く外貨を拾っていきたい。


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ねぎし まなぶ(P.N)

Author:ねぎし まなぶ(P.N)
某企業勤務のサラリーマン。
株・FX投資暦10年以上にもなるが、デイトレードをやると負け続きでデイトレードは引退。
しかし、短期売買で負け続きでも、過去取り組んだ積立て投資では着実に資産が増えていることに気づき、やはり最強の投資は積立てであると確信。
外貨投資FXで、ドルコスト平均法の中でも最強のリスク分散「毎日積立」に取り組みます。
毎日継続するときに飽きたり変な欲が出ないように、日記の形で記録しながら取り組むことにしました。

※なお、本ブログは素人の趣味の日記であり、投資を推奨するものではありません。投資判断は自己責任にてお願いいたします。

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