日米為替政策の姿勢に変化の兆し??ドル高・円安からの反転、株価の暴落はいつ来るか。
ドル円がこう着、次に動くのは円高方向の懸念が出てきている。
こんにちは。まなぶです。
最近めっきり動かなくなったドル円。
次に動く要素として、日米政府の動きがじわじわ出てきています。
焦点:米国がドル高容認を微調整、他国の過剰な緩和依存にクギ(ロイター)
http://jp.reuters.com/article/jpMobile/idJPKBN0LU0SW20150226
日本のニュースでは日本株高しか取り扱わないけども、その水面下では円安ドル高を誘導する日米の政策に微妙な変化。
ここまで日経平均株価を上げてきたのは間違いなく円安効果。
その円安を招いたのは、日米が連携した政策。
人事的に上げてきた相場は、その人為的な手段が尽きれば瞬く間に調整される。
円安、ドル高。日米どちらも急激な為替誘導に対し批判の声が出てきて、あまり無茶なことはできなくなってきている。
日本は4月に統一地方選、アメリカは大統領選挙の予備選が近づく。
日本では過度な円安に対し市民の批判が出てきている。
せっかくの原油安の追い風が円安で相殺されてしまい、結局燃料代があまり下がらない。
アメリカはドル高で企業利益が圧迫。財界から批判が出ている。
日米いずれも、円安・ドル高に対する批判の声を、選挙に向けてどうかわしていくか、が大きな課題になっている。
ここであまり動けないところを見逃さない投機マネーもあるだろう。
バブル崩壊前夜、いつ大暴落を起こしておかしくない天井圏のニューヨークダウ。
円安だけで上がってきたので円高が入ると企業利益も打ち消され暴落スパイラルに入る日経平均。
そして何より、ドル円が昨年11月以来、ろくに動きもせずに停滞しており、
思いっきり動くエネルギーを着々と蓄積している。
先日ハト派だと受け取られたイエレンFRB議長講演を受けて、
来週金曜日の雇用統計がさらに弱い結果になったりすれば、米国金利上昇懸念は一気に後退、
ドル安円高調整が一気に始まることになる。
毎日じわじわ上がる日経平均株価に盛り上がる日本。
上げて落とす、は投機筋の古典的な手法であることは念頭に置いておきたい。
ここ最近外国人が買ってきているので、一斉に逃げる可能性もある。
ヒントは、2月に1度見られた、「日銀の関係者が追加緩和は逆効果の見解を示した」報道で一瞬で円高・先物の株安が起こったこと。
あの時は報道の中身が全然無かったのですぐ戻したが、
米国金利遅れ、日本追加緩和はもう無い報道が本格的に出ると、あの時の急落っぷりでは済まない。
いつ崩落してもおかしくない状態、こんなリスクの高いところでは「何もしない」ことも立派な戦略だ。
今動かなくても、待って動きが明確になった時にまとめて動けば結果は同じなのだから。
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こんにちは。まなぶです。
最近めっきり動かなくなったドル円。
次に動く要素として、日米政府の動きがじわじわ出てきています。
焦点:米国がドル高容認を微調整、他国の過剰な緩和依存にクギ(ロイター)
http://jp.reuters.com/article/jpMobile/idJPKBN0LU0SW20150226
日本のニュースでは日本株高しか取り扱わないけども、その水面下では円安ドル高を誘導する日米の政策に微妙な変化。
ここまで日経平均株価を上げてきたのは間違いなく円安効果。
その円安を招いたのは、日米が連携した政策。
人事的に上げてきた相場は、その人為的な手段が尽きれば瞬く間に調整される。
円安、ドル高。日米どちらも急激な為替誘導に対し批判の声が出てきて、あまり無茶なことはできなくなってきている。
日本は4月に統一地方選、アメリカは大統領選挙の予備選が近づく。
日本では過度な円安に対し市民の批判が出てきている。
せっかくの原油安の追い風が円安で相殺されてしまい、結局燃料代があまり下がらない。
アメリカはドル高で企業利益が圧迫。財界から批判が出ている。
日米いずれも、円安・ドル高に対する批判の声を、選挙に向けてどうかわしていくか、が大きな課題になっている。
ここであまり動けないところを見逃さない投機マネーもあるだろう。
バブル崩壊前夜、いつ大暴落を起こしておかしくない天井圏のニューヨークダウ。
円安だけで上がってきたので円高が入ると企業利益も打ち消され暴落スパイラルに入る日経平均。
そして何より、ドル円が昨年11月以来、ろくに動きもせずに停滞しており、
思いっきり動くエネルギーを着々と蓄積している。
先日ハト派だと受け取られたイエレンFRB議長講演を受けて、
来週金曜日の雇用統計がさらに弱い結果になったりすれば、米国金利上昇懸念は一気に後退、
ドル安円高調整が一気に始まることになる。
毎日じわじわ上がる日経平均株価に盛り上がる日本。
上げて落とす、は投機筋の古典的な手法であることは念頭に置いておきたい。
ここ最近外国人が買ってきているので、一斉に逃げる可能性もある。
ヒントは、2月に1度見られた、「日銀の関係者が追加緩和は逆効果の見解を示した」報道で一瞬で円高・先物の株安が起こったこと。
あの時は報道の中身が全然無かったのですぐ戻したが、
米国金利遅れ、日本追加緩和はもう無い報道が本格的に出ると、あの時の急落っぷりでは済まない。
いつ崩落してもおかしくない状態、こんなリスクの高いところでは「何もしない」ことも立派な戦略だ。
今動かなくても、待って動きが明確になった時にまとめて動けば結果は同じなのだから。
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