週末恒例の中期移動平均分析。移動平均分析通りにやはり下がった日欧株価とドル円。さらなる暴落のきっかけは中国のプチバブル崩壊?

平日は日々の値動きが気になるので、週末は、ゆっくり大局観を考えるチャンス。

こんばんは。まなぶです。

 週末はゆっくり中期の移動平均分析。日足の移動平均線で、各指標を見てみます。このブログでは為替で積立てしていますが、為替の長期動向を見るためには為替はあらゆる経済指標と関連があるのでいろんな指標を大局的に見るのが大事。

 株価では、日経平均、ニューヨークダウ、ドイツDAX、上海総合指数。そして日経平均と関連がある東証REIT指数。コモディティでは原油と金(ゴールド)。債券では日本国債10年、米国債10年、ドイツ国債10年の金利。そして為替ではドル円、ユーロドル、中国人民元、オーストラリアドル、ニュージーランドドル。

 移動平均分析が効果的だ、というのは先週の分析を見て頂いてもわかると思います。短期は政策や投機で動かせるけども、中長期の移動平均トレンドまでは壊せない。移動平均分析が示す未来になる確率はかなり高い。
↓過去記事参照。
週末恒例の中期移動平均分析。日経平均2万円に湧くが、移動平均トレンドは暴落を示唆。暴落のきっかけ待ち。
http://fxtsumitate.com/blog-entry-303.html


さて、今週の分析です。

■日経平均株価
週末終値:19,652円
25日移動平均線:19,550円付近
50日移動平均線:19,000円付近
75日移動平均線:18,480円付近
75日移動平均線との乖離:先週8%→今週6%。乖離やや縮小。

MACDは、
・先週は下落トレンドの中での再度シグナル接触するという売りのサインが出ていた。
・4月17日下落でデッドクロス示現。さらなる下落サイン点灯。
・高値を更新してもMACDが高値を更新しない、3月中旬に対するダイバージェンス示現中。
・デッドクロス後、再度シグナル接触して高値を更新してダイバージェンス示現する形は、昨年12月末と同じ形。
・当時は12月末に18,000円の高値を更新後、1月中旬に75日線の16,500円あたりまで下落。
・同様に19,900円から今回も75日線まで下落するとすると、18,480円まで1,400円の下落が想定される。
・週足MACDが900円といまだ高水準継続(5%)。割高。



■ニューヨークダウ平均株価
週末終値:17,826ドル
25日移動平均線:17,920ドル付近
50日移動平均線:17,950ドル付近
75日移動平均線:17,830ドル付近
・4月9日に25日線と50日線デッドクロス。下落トレンド示唆。
・先週末下落はちょうど75日線まで落ちた形。

MACDは、
・2月末にデッドクロス示現後、下落トレンド。4月9日にゴールデンクロス。
・週足も2月末にMACDデッドクロス示現後、下落トレンド継続中。

・単純移動平均線、日足MACDは中立。しかし週足MACDが下落トレンド真っ最中でまだ下落トレンド。



■ドイツDAX
週末終値:11,688ポイント
25日移動平均線:12,000ポイント付近
50日移動平均線:11,600ポイント付近
75日移動平均線:11,100ポイント付近
・75日線との乖離:先週:12%→今週5%と、かなり縮小。
・先週は乖離しすぎていたで株価下落して当然だった。まだ割高。

MACDは、
・3月23日にデッドクロス示現後、下落トレンド。
・先週4月10日に下落トレンドの中で再度MACDとシグナル接触する下落サイン点灯していた。
・結果さらに下落し下落トレンド継続中。
・高値を更新してもMACDが高値を更新しない、3月中旬に対するダイバージェンス示現中。
・デッドクロス後、再度シグナル接触して高値を更新してダイバージェンスをする形は、昨年12月末と同じ形。
・当時は12月末に10,000突破の高値を更新後、1月中旬に75日線の9,219まで下落。
・同様に今回も75日線まで下落するとすると、12,300から11,100まで1,200ポイント下落が想定される。
・週足のMACDが700ポイントといまだ強烈(6%)。週足過熱感継続。


■上海総合指数
週末終値:4,288ポイント
25日移動平均線:3,820ポイント付近
50日移動平均線:3,520ポイント付近
75日移動平均線:3,420ポイント付近
・25日線との乖離:12%
・75日線との乖離:25%!この乖離は大きすぎる。割高感。

MACDは、
・2月中旬ゴールデンクロス後上昇トレンド継続へ。
・週足MACDは2014年7月にゴールデンクロス示現後上昇トレンド継続。

・MACDは非の打ちどころの無い上昇トレンドだが、移動平均かい離率が尋常ではない。
・適正価格より上がっていくのがバブルであると定義すればまさにバブル発生中。
・バブルはどこまで上がってもおかしくないので天井は見えないが、下がった時の下げ幅はそれだけ大きくなる。


■東証REIT指数
週末終値:1,903ポイント
25日移動平均線:1,870ポイント付近
50日移動平均線:1,865ポイント付近
75日移動平均線:1,882ポイント付近
・3月6日に25日線と75日線のデッドクロス示現。
・3月26日に50日線と75日線のデッドクロス示現。
・4月16日に25日線と50日線のゴールデンクロス示現。

東証REIT指数は日経平均株価の先行指標の役割あり。
・2013年5月23日の日経平均大暴落の1ケ月半前、2013年4月1日に東証REIT指数は1,717の天井をつけ暴落。
・当時は日経平均暴落後、6月10日に1,238の底をつける。その後日経平均は6月末に底打ち。
・今年東証REIT指数は1月19日に2,005の天井をつけ、下落。
・日経平均がそろそろ暴落を始め、東証REIT指数が4月末頃に底を打つと同じパターンになる。


■金(ゴールド)
週末終値:1,204ドル
25日移動平均線:1,188ドル付近
50日移動平均線:1,198ドル付近
75日移動平均線:1,216ドル付近
・3月31日に50日線と75日線のデッドクロス。
・ようやく75日線が上を向き始める。

MACDは、
・3月20日の反発上昇にてゴールデンクロス示現。上昇トレンド継続中。
・週足のMACDは年初にゴールデンクロスしたものの、3月1週目に再度デッドクロス示現。
・週足のMACDは再度ゴールデンクロストライしそう。

・単純移動平均は中立、MACDは上昇トレンド。
・トレンド分析では単純移動平均よりMACDが上位にある為、トレンドは上昇の判断。


■WTI原油
週末終値:56.14ドル
25日移動平均線:49ドル付近
50日移動平均線:50ドル付近
75日移動平均線:49ドル付近
・すべての移動平均が集まり、強烈なサポートとして機能する。
・そのため、ここからは下落しづらい。上昇サイン。

MACDは、
・3月24日にゴールデンクロス示現。強い短期上昇トレンド継続。
・週足のMACDは2月23日週にゴールデンクロス示現後上昇トレンド継続。

・単純移動平均、MACD日足/週足ともに上昇トレンド。強い上昇トレンドに入っている。

・原油、金ともにコモディティは上昇トレンドが鮮明になりつつある。


■日本国債10年利回り
週末終値:0.310%
25日移動平均線:0.35%付近
50日移動平均線:0.37%付近
75日移動平均線:0.34%付近
・3月6日に25日と75日線のゴールデンクロス。
・3月26日に50日と75日線のゴールデンクロス。
・4月10日に25日と50日線のデッドクロス。

MACDは、
・3月30日からMACD停滞していたが、下向きに動き始める。
・週足MACDは今年2月初にゴールデンクロス示現、上昇トレンドだがやや停滞中。

・週足はMACD上昇トレンド。日足は下落トレンドへ。
・トレンド感無く中立へ。


■米国債10年利回り
週末終値:1.865%
25日移動平均線:1.94%付近
50日移動平均線:1.95%付近
75日移動平均線:2.00%付近
・先週すべての移動平均線が1.99%に集まり、強烈な抵抗線として機能しはじめた。下落トレンド示唆。
・結果、今週は下落トレンドがより鮮明に。

MACDは、
・3月中旬にデッドクロス後下落、4月10日にシグナルと接触、下落トレンドの中でのシグナル接触はさらなる下落示唆。
・週足MACDは今年2月中旬にゴールデンクロス示現後上昇トレンドだが今週シグナルと接触。

・移動平均線、日足MACDは下落トレンド。今週週足MACDも下落に陥る可能性あり。


■ドイツ国債10年利回り
週末終値:0.072%
25日移動平均線:0.20%付近
50日移動平均線:0.28%付近
75日移動平均線:0.32%付近
・75日線との乖離▲82%で異常値。下がりすぎ。(ドイツ国債買われすぎ)

MACDは、
・MACDは3月26日から完全停滞。停滞はエネルギー蓄積となり動き始めると大きく動くことになる。
・週足MACDも時間が止まったかのように停滞中。

・MACDが完全に止まてエネルギー蓄積した後、下向きに噴出して
75日線とのかい離82%の異常値へ。
・こうなってしまうと、いずれかい離を埋める、としか言いようがなく解析不能。


■ドル円
週末終値:118.90円
25日移動平均線:119.80円付近
50日移動平均線:119.80円付近
75日移動平均線:119.20円付近
・25日と75日線は3月25日にゴールデンクロス。
・25日と50日線は4月17日にデッドクロス。
・下落トレンド入り。

MACDは、
・3月18日FOMCで強烈にデッドクロスし下落。
・先週、下落トレンドの中でシグナルと接触する下落サイン点灯。
・結果、下落し下落トレンド鮮明に。
・週足のMACDは1月初にデッドクロス示現後、下落トレンド継続中。

・単純移動平均、日足、週足MACDもすべてが下落トレンド。上昇トレン
・かなり強めの下落トレンド示唆。


■ユーロ/米ドル
週末終値:1.0805 ドル
25日移動平均線:1.080ドル付近
50日移動平均線:1.099ドル付近
75日移動平均線:1.190ドル付近
・3月26日に25日線を上抜き、4月6日に50日線に上値を阻まれ一進一退。
・4月17日に再度25日線を上抜き、上昇トレンド入り示唆。

MACDは、
・3月18日FOMCの反発でゴールデンクロス示現。短期反発サイン継続。
・4月10日にMACDとシグナル接触。上昇トレンドの中でのシグナル接触は押し目買いのサイン。
・結果、再度上昇トレンドへ。
・週足MACDは2014年5月以来1度もゴールデンクロス無かったが、今週シグナル接触。
・週足MACDいよいよゴールデンクロス間近。

・MACDに続き、単純移動平均もついに上昇トレンドへ。
・週足MACDも上昇トレンド転換間近。


■中国人民元/円
週末終値:19.18円
25日移動平均線:19.30円付近
50日移動平均線:19.22円付近
75日移動平均線:19.14円付近
・3月9日に25日と50日線のゴールデンクロス。
・4月6日の50日と75日線のゴールデンクロス。上昇トレンド。

MACDは、
・3月23日にデッドクロス示現。下落トレンド入り。
・週足のMACDは2月初にデッドクロス示現以降、ゆるやかに下落トレンド。

・単純移動平均は上昇トレンド、MACDは下落トレンド。
・トレンド分析では単純移動平均よりMACDが上位にある為、トレンドは下落の判断。
・ドルペッグの割りに、ドル円ほど下落トレンドは鮮明ではないが、下落トレンドにある。


■オーストラリアドル(オージードル)/円
週末終値:92.39円
25日移動平均線:92.2円付近
50日移動平均線:92.6円付近
75日移動平均線:93.2円付近
・25日/50日線がもみ合い。上昇トレンドへの転換示唆。

MACDは、
・2月初にゴールデンクロス示現後上昇傾向、3月29日にデッドクロス、4月9日に再度ゴールデンクロス。
・週足MACDは2014年12月初にデッドクロス示現、まだ下落傾向だがやや下げ止まり。

・単純移動平均、MACDともに上昇トレンドへの転換を示唆。


■ニュージーランドドル(キウイドル)/円
週末終値:91.32円
25日移動平均線:90.2円付近
50日移動平均線:89.9円付近
75日移動平均線:89.8円付近
・3月13日に25日と50日線のゴールデンクロス示現。
・4月9日に25日と75日線のゴールデンクロス示現。
・4月16日に50日と75日線のゴールデンクロス。
・まもなく75日線が上を向き始める。
そうなるとすべての線が上を向くのでかなり強力な上昇トレンド。

MACDは、
・3月19日にゴールデンクロス示現、上昇スピード速すぎて3月31日にデッドクロスするが、
・4月9日に再度ゴールデンクロス。MACDプラス圏でのゴールデンクロスで、上昇トレンド強い。
・週足MACDは1月中旬にデッドクロス後下落していたが、
・週足MACD4月13日週にゴールデンクロス。MACDはずっとプラス圏維持。

・移動平均、日足、週足MACDとも全てが上昇勢トレンドで、かなり強力な上昇トレンド示唆。
・まったく過熱感の無い上昇で、上昇トレンドを鮮明にしつつある。


まとめ
 まず株価。先週の分析で、日経平均株価とドイツDAXに昨年末12月末と同様の暴落サインが出ていた。また、日経平均株価の先行指標である東証REIT指数との関係も同様に暴落を示唆。その後見事に下落し、欧米日株価が軒並み下落トレンドにある。

 先週、暴落のきっかけは中国かも、と書いたがその通りになりそうだ。中国株だけが、未だ上昇トレンドの中にいる。しかし75日移動平均線との乖離が25%と異常値。そして週末に中国政府もこのプチバブル退治に動いた。

中国株ETF、NY市場で大幅安-中国当局が株高減速措置導入(ブルームバーグ)
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NMYW4B6JIJUV01.html

 空売り用の貸し株を解禁し、空売りを政府が推奨するかのような状態。中国政府は「今は空売りで儲けなさい」とメッセージを出している。ここにのっかってくるマネーは巨額になるだろう。中長期で見て中国バブルが崩壊するとは思わないが、今回の株価プチバブルは退治される。これは日経平均株価が2012年11月8,000円から2013年5月23日16,200円まで2倍になった時と同様。この時も日米政府がバブル退治に動き、日経平均は5月23日に1日で1,000円以上も下落した。今、中国上海総合指数も半年で倍になり、同様のプチバブル退治が行われる。ギリシャ不安が出て相場の空気が悪い中でのバブル退治で、かなりの規模の暴落になるかもしれない。

 そして、金(ゴールド)・原油のコモディティ価格もずっと移動平均線が上昇トレンド転換示唆していたところ、反発上昇トレンドへ。特に原油は溜まったマグマが吐き出されたかのように猛反発。人為的に押さえつけられたものが元に戻ろうとするエネルギーたるやものすごい。金もいずれすごい勢いで上昇することになるだろう。
僕は過去にブログでも報告したように、
・グローバルアンブレラUBS原油(WTI先物指数連動)原油先物、
・HSBCロシアオープン、HSBCブラジルオープン、
・カレラカタールアブダビ株式ファンド、
・HSBC世界資源エネルギーオープン
といった原油関連のファンドをSBI証券で積立て買付しているし、田中貴金属で純金積立もやっているので、
原油・金のこれからの上昇局面は大いに楽しみだ。特に現状、ロシアオープンの上昇はすごい。ロシアルーブルが一時の暴落をくぐり抜け昨年11月レベルまで戻してきていること、さすが大国ロシア、経済制裁受けているのを忘れてしまうかのようにGDPも下がらない。債権格付け会社も、このロシアの状況を見ればこれ以上ロシアの格付け下げるのは難しいだろう。コモディティの反発はすべての相場の転換を感じさせる。

 債権はドイツ国債が完全に異常値。10年物国債まで0.1%を割り、トレンド分析がまったく無力。しかし1つだけ言えることは、75日線とのここまでのかい離が永久に続くことはありえない。債権市場は日本国債も米国債も下がり、なんとか利回り確保しようとジャンク債が人気、ベンチャーキャピタル的なクラウドファンディングの利回りにマネーが群がる状態。日本でも、クラウドクレジットのペルー融資利回り10%案件はあっという間に募集額が集まる状態。資金調達があまりに容易なこの状態は、債券のバブルと言わずになんと例えよう。世界の債券市場がいよいよバイイングクライマックスを迎えていることを、ドイツ国債の債券利回り異常値は伝えてくれているのかもしれない。


 為替はいよいよこれまでのトレンドの大転換。ドル反落、ユーロ反発のトレンドを鮮明にしつつある。豪ドル・NZドルなど高金利通貨は先駆けて急上昇。ユーロは世界で最も金利が安く為替も下がるのでユーロで借金、資金調達するのが一番効率的だった。しかし世界株安で一気にユーロキャリートレードの巻き返しが始まっている。リーマンショックの時は日本の金利が世界最低だったので円キャリートレードの巻き返しが起こり、急激な円高になった。今度はそれがユーロだ。ユーロは一気に巻き返されて上がる。そうすると借金が割高になるのであわててさらにユーロを買い戻して借金返済する。ユーロ高スパイラルの到来だ。ただ、主役がユーロになるので、ドル円はさほど円高にはならないかもしれない。


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ねぎし まなぶ(P.N)

Author:ねぎし まなぶ(P.N)
某企業勤務のサラリーマン。
株・FX投資暦10年以上にもなるが、デイトレードをやると負け続きでデイトレードは引退。
しかし、短期売買で負け続きでも、過去取り組んだ積立て投資では着実に資産が増えていることに気づき、やはり最強の投資は積立てであると確信。
外貨投資FXで、ドルコスト平均法の中でも最強のリスク分散「毎日積立」に取り組みます。
毎日継続するときに飽きたり変な欲が出ないように、日記の形で記録しながら取り組むことにしました。

※なお、本ブログは素人の趣味の日記であり、投資を推奨するものではありません。投資判断は自己責任にてお願いいたします。

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