FC2ブログ

週末恒例の中期移動平均分析。世界同時債券暴落が映すセル・イン・メイの行方は。

平日は日々の値動きが気になるので、週末は、ゆっくり大局観を考えるチャンス。

こんにちは。まなぶです。

 週末はゆっくり中期の移動平均分析。日足の移動平均線で、各指標を見てみます。このブログでは為替で積立てしていますが、為替の長期動向を見るためには為替はあらゆる経済指標と関連があるのでいろんな指標を大局的に見るのが大事。

 株価では、日経平均、ニューヨークダウ、ドイツDAX、上海総合指数。そして日経平均と関連がある東証REIT指数。コモディティでは原油と金(ゴールド)。債券では日本国債10年、米国債10年、ドイツ国債10年の金利。そして為替ではドル円、ユーロドル、中国人民元、オーストラリアドル、ニュージーランドドル。


さて、今週の分析です。

■日経平均株価
週末終値:19,531円
25日移動平均線:19,750円付近
50日移動平均線:19,400円付近
75日移動平均線:18,800円付近
週末CME先物が19,720円まで上昇しているがきれいに25日線に上値を抑えられた状況。
金曜下落で50日線まで落ち、25日線で上値をおさえられた。形は下落トレンド。

MACDは、
・4月14日あたりから続いている下落サインが継続。3月中旬に対するダイバージェンス。
・下落トレンドの中での再度シグナル接触するという売りのサインが出た後、4月27日週に大きく下放たれ。下落トレンド。
・デッドクロス後、再度シグナル接触して高値を更新してダイバージェンス示現する形は、昨年12月末と同じ形。
・当時は12月末に18,000円の高値を更新後、1月中旬に75日線の16,500円あたりまで下落。
・同様に19,900円から今回も75日線まで下落するとすると、18,800円まで1,100円の下落が想定される。
・週足MACDも急落。5月4日週にいよいよデッドクロス可能性あり。

・単純移動平均、MACDともに下落トレンド真っ只中。5月4日週も下落継続。


■ニューヨークダウ平均株価
週末終値:18,024ドル
25日移動平均線:17,980ドル付近
50日移動平均線:17,990ドル付近
75日移動平均線:17,880ドル付近
・4月9日に25日線と50日線デッドクロス。下落トレンド示唆。
・4月30日に75日線を下抜け。週末は戻したものの、トレンドは下方向。

MACDは、
・2月末にデッドクロス示現後、下落トレンド。4月9日にいったんゴールデンクロスで盛り返すも4月29日再度デッドクロス。
・週足MACDは2月末にMACDデッドクロス示現後、下落トレンド継続中。

・週末に多少戻したものの、単純移動平均線、日足MACD、週足MACDとも下落トレンド示唆。



■ドイツDAX
週末終値:11,454ポイント
25日移動平均線:11,950ポイント付近
50日移動平均線:11,800ポイント付近
75日移動平均線:11,450ポイント付近
・4月29日下落で下落メドの75日線までの下落を達成。
・25日線が下を向き始めているので、下落トレンドへの転換が近い。

MACDは、
・3月23日にデッドクロス示現後、下落トレンド。
・4月10日に下落トレンドの中で再度MACDとシグナル接触する下落サイン点灯していた。結果さらに下落。
・4月10日に高値を更新してもMACDが高値を更新しない、3月中旬に対するダイバージェンスを示現していた。
・デッドクロス後、再度シグナル接触して高値を更新してダイバージェンスをする形は、昨年12月末と同じ形。
・当時は12月末に10,000突破の高値を更新後、1月中旬に75日線の9,219まで下落。
・同様に今回も75日線までの下落が想定されていたが、4月29日に75日移動平均線までの下落を達成。
・週足のMACDがいよいよシグナル接触し、デッドクロス示唆。1週間程度停滞後、さらに下落するか。


■上海総合指数
週末終値:4,442ポイント
25日移動平均線:4,150ポイント付近
50日移動平均線:3,750ポイント付近
75日移動平均線:3,600ポイント付近
・25日線との乖離:7%
・75日線との乖離:23%!この乖離は大きすぎる。割高感。

MACDは、
・2月中旬ゴールデンクロス後上昇トレンド続いていたが4月30日にいよいよシグナル接触。
・週足MACDは2014年7月にゴールデンクロス示現後上昇トレンド継続。

・移動平均乖離率が尋常ではないことと、日足MACDがシグナル接触しデッドクロス示唆。
・週足MACDはまだ上昇トレンドだが、短期下落トレンドが示唆される。
・これまで天井の見えない上昇トレンドにあったぶん、下がった時の下げ幅はそれだけ大きくなる。


■東証REIT指数
週末終値:1,858ポイント
25日移動平均線:1,880ポイント付近
50日移動平均線:1,870ポイント付近
75日移動平均線:1,880ポイント付近
・3本の移動平均がまとまって上値抵抗となっており、ここからの上昇はかなり厳しい。

東証REIT指数は日経平均株価の先行指標の役割あり。
・2013年5月23日の日経平均大暴落の1ケ月半前、2013年4月1日に東証REIT指数は1,717の天井をつけ暴落。
・当時は日経平均暴落後、6月10日に1,238の底をつける。その後日経平均は6月末に底打ち。
・今年東証REIT指数は1月19日に2,005の天井をつけ、下落。


■金(ゴールド)
週末終値:1,178ドル
25日移動平均線:1,195ドル付近
50日移動平均線:1,190ドル付近
75日移動平均線:1,214ドル付近
・4月23日に25日と50日線のゴールデンクロス。

MACDは、
・3月20日の反発上昇にてゴールデンクロス示現。現在MACDゼロ近辺でもみあい中。
・週足のMACDは年初にゴールデンクロスしたものの、3月1週目に再度デッドクロス示現。現在もみあい中。

・単純移動平均はゴールデンクロスの上昇トレンド、MACDはもみあい、中立。
・トレンド分析では単純移動平均よりMACDが上位にある為、もみあい、中立判断。しばらく停滞しそう。


■WTI原油
週末終値:59.26ドル
25日移動平均線:54.0ドル付近
50日移動平均線:51.2ドル付近
75日移動平均線:50.8ドル付近
・すべての移動平均が下に集まり、強烈なサポートとして機能する。
・そのため、ここからは下落しづらい。上昇サイン。

MACDは、
・3月24日にゴールデンクロス示現。強い短期上昇トレンド継続。
・週足のMACDは2月23日週にゴールデンクロス示現後上昇トレンド継続。

・単純移動平均、MACD日足/週足ともに上昇トレンド。強い上昇トレンドに入っている。

・原油、金ともにコモディティは上昇トレンドだが、金は少し停滞気味。


■日本国債10年利回り
週末終値:0.380%
25日移動平均線:0.34%付近
50日移動平均線:0.36%付近
75日移動平均線:0.34%付近
・4月10日に25日と50日線のデッドクロス。

MACDは、
・4月30日の急上昇でゴールデンクロス。
・週足MACDは今年2月初にゴールデンクロス示現後上昇トレンド継続中。

・日足/週足ともにMACD上昇トレンド。


■米国債10年利回り
週末終値:2.112%
25日移動平均線:1.94%付近
50日移動平均線:1.99%付近
75日移動平均線:1.95%付近
・すべての移動平均線を上抜け、上昇トレンド。

MACDは、
・4月9日ゴールデンクロス後、上昇トレンド継続。
・週足MACDは今年2月中旬にゴールデンクロス示現後上昇トレンド継続。

・単純移動平均線、日足/週足MACDともすべてが上昇トレンド示唆。


■ドイツ国債10年利回り
週末終値:0.357%
25日移動平均線:0.18%付近
50日移動平均線:0.23%付近
75日移動平均線:0.29%付近
・一時は75日線との乖離▲8割以上までいったものの、一気に乖離を埋め、75日線を超えてオーバーシュート。
・現状は100日移動平均線まで埋まる。

MACDは、
・MACDは3月26日から完全停滞しエネルギー蓄積、動き始めると大きく動くことになると過去に書いていたが、やはり動き始めたらものすごい動き、4月17日の大底0.049%からわずか2週間で0.35%まで猛反発の動きとなった。
・週足MACDも時間が止まったかのように停滞していたが一気に上へ噴出。


■ドル円
週末終値:120.16円
25日移動平均線:119.6円付近
50日移動平均線:119.8円付近
75日移動平均線:119.4円付近
・4月20日に25日と50日線のデッドクロス。
・すべての線を上抜き、上昇トレンドにトライ。

MACDは、
・3月18日FOMCで強烈にデッドクロスし下落。
・下落トレンドの中でシグナルと接触する下落サインを続け下落続ける。
・5月1日の上昇でわずかにゴールデンクロス。
・週足のMACDは1月初にデッドクロス示現後、下落トレンド継続中。

・トレンドは下落示唆だが、最後週末5月1日の上昇が分析をややこしくしている。
・週足MACDはまだまだ下落トレンドの為、まだ下落トレンドは継続中の判断になるか。


■ユーロ/米ドル
週末終値:1.1199 ドル
25日移動平均線:1.085ドル付近
50日移動平均線:1.090ドル付近
75日移動平均線:1.105ドル付近
・4月17日に再度25日線を上抜き、上昇トレンド入り示唆。
・4月23日からの上昇で3本の移動平均線を全てブレイク。

MACDは、
・3月18日FOMCの反発でゴールデンクロス示現。短期反発サイン継続。
・4月10日にMACDとシグナル接触。上昇トレンドの中でのシグナル接触は押し目買いのサイン。
・結果、再度上昇トレンドへ。
・週足MACDは2014年5月以来1度もゴールデンクロス無かったが、4月27日週にいよいよゴールデンクロス。

・単純移動平均線、日足、週足MACDの全てが上昇トレンドへ。


■中国人民元/円
週末終値:19.36円
25日移動平均線:19.28円付近
50日移動平均線:19.27円付近
75日移動平均線:19.15円付近
・3月9日に25日と50日線のゴールデンクロス。
・4月6日に50日と75日線のゴールデンクロス。上昇トレンド。

MACDは、
・4月10日にデッドクロス示現。下落トレンド入り。
・週足のMACDは1月中旬にデッドクロス示現以降、ゆるやかに下落トレンド。

・単純移動平均は上昇トレンド、MACDは下落トレンド。
・トレンド分析では単純移動平均よりMACDが上位にある為、トレンドは下落の判断。
・ドルペッグの割りに、ドル円ほど下落トレンドは鮮明ではないが、下落トレンドにある。


■オーストラリアドル(オージードル)/円
週末終値:92.33円
25日移動平均線:92.5円付近
50日移動平均線:92.9円付近
75日移動平均線:92.9円付近
・すべての移動平均線が一点に集約、強力なサポートとして機能する。強い上昇トレンド。

MACDは、
・4月9日にゴールデンクロス示現後上昇トレンド継続。
・週足MACDは2014年12月初にデッドクロス示現後下落を続けていたが、ついにシグナル接触。5月4日週にゴールデンクロス可能性高い。

・単純移動平均、MACDともに上昇トレンド。週足MACDがついに上昇転換しそう。


■ニュージーランドドル(キウイドル)/円
週末終値:90.53円
25日移動平均線:90.6円付近
50日移動平均線:90.2円付近
75日移動平均線:89.5円付近
・3月13日に25日と50日線のゴールデンクロス示現。
・4月9日に25日と75日線のゴールデンクロス示現。
・4月16日に50日と75日線のゴールデンクロス。
・まもなく75日線が上を向き始める。
そうなるとすべての線が上を向くのでかなり強力な上昇トレンド。

MACDは、
・3月19日にゴールデンクロス示現、上昇スピード速すぎて3月31日にデッドクロスするが、
・4月9日に再度ゴールデンクロス。MACDプラス圏でのゴールデンクロスで、上昇トレンド強い。
・目先、5月1日にデッドクロス。
・週足MACDは1月中旬にデッドクロス後下落していたが、
・週足MACD4月13日週にゴールデンクロス。MACDはずっとプラス圏維持。

・単純移動平均が上昇トレンド勢いあり。目先日足MACDがデッドクロスしたが、週足MACDがゴールデンクロス間近であり、日足のデッドクロスはこれまでの上昇勢い強さの反動で一時的なものか。


まとめ
これまで週末に様々な指標の移動平均線を分析してきて実感したこと。まず、移動平均分析をもってしても1~2週間程度の短期変動を予測することは不可能。短期はまとまった取引、ニュース、パワープレイで無理やり動かすことができる。しかし、1ヶ月ぐらい先を見れば移動平均線に逆らうことは出来ず、やはり価格は移動平均につじつまが合うように動く。中期・長期投資をする上ではやはり移動平均はすごい威力を発揮する。

 まず株価。4月11日記事の分析で、日経平均株価とドイツDAXに昨年末12月末と同様の暴落サインが出ていた。また、日経平均株価の先行指標である東証REIT指数との関係も同様に暴落を示唆。

↓過去記事参照。
週末恒例の中期移動平均分析。日経平均2万円に湧くが、移動平均トレンドは暴落を示唆。暴落のきっかけ待ち。
http://fxtsumitate.com/category3-1.html

 当時からしていると日経平均・ドイツDAXの75日移動平均線は水準が上がっているので75日線まで下落しても底は浅い状態になっているが、きっちりターゲットの75日線を目指して下落している。そしてまだ下落する。日経平均・ニューヨークダウは週末は少し戻したものの、単純移動平均線もMACDもまだまだ下落トレンドの真っただ中にある。週末5月1日に休場だったドイツ、中国株価の週明けの動きが注目されるところ。これらもトレンドは下方向だ。

次に原油はまだまだ上昇トレンド。これまでの下落トレンドからの反転が鮮明になりつつある。金は不思議な動き。上昇トレンドへの転換が自然なところ、何か目に見えない力で押し返されているようだ。まだ本格上昇には時間がかかりそう。不自然な売り、価格抑制がある模様。ただ、この抑圧は未来の猛烈な上昇を生むだろう。

大注目なのが債券の動き。なぜかあまりマーケットニュースで騒がれないのだが先週の欧米日の債券価格下落、利回り上昇は世界同時債券暴落と呼んでもいいぐらいの暴落だった。日本国債もさながら、ドイツ国債の暴落っぷりは生半可なものではない。欧州QEの効果が薄いことを示唆しているのではないか。このドイツ国債利回りの急騰により慌ててユーロ建ての借金返済に走ったのだろうか、ユーロドルの為替レートが急騰した。いや、逆か。ユーロが上がるからユーロキャリートレードの巻き返しでドイツ国債が売られたか。いずれにしろ、ドイツ国際とユーロドルレートはしばらく続いていたユーロキャリートレードの終焉を告げるものだ。初動のうちに次の動きに備えるべし。

為替レートでは明確なのがユーロドルの上昇転換。昨年ずっと続いたユーロ売りの大反転となる為、ここからの動きは猛烈な勢いになりそうだ。低金利のユーロを借りて株や日米国債を買っていたユーロキャリートレードが一気に巻き返されることになる。リーマンショックの時は日本円が世界最低金利だったので円キャリートレードの巻き返しが起こり、短期間でドル円で10~20円程度の円高への動きがあった。今度はそれがユーロで発生することになる。

鮮明なのはユーロドルだけではない。オセアニア通貨も堅調。しばらくニュージーランドドルの上昇基調が続いていたがオーストラリアドルも続いて上昇トレンド転換。クロス円全般、上昇トレンドに入りつつある。ドル円は中期で円高トレンドが続いているが目先それほど弱くない。ユーロドルで見るとドルが下がっているのにドル円は弱くない。つまり、円安が来ている。ドル円は円高に大きく動くことなく停滞で終わってしまうかもしれない。恐ろしいことだが、移動平均分析上では日本は円安、債券安、株安のトリプル安が示唆されている。

日本のトリプル安暴落懸念に加え、海外株も下落トレンド。5月はヘッジファンドの決算期に当たり、これだけ不調な相場では我先に利益確定売りが出て当然。その自然な売りを誘発する環境の中で5月4日週は日本は月曜~水曜の3連休だ。さらに繰返し書いているが連休明けを最終売買日として金曜が日経平均株価先物オプションの5月SQ算出日。海外投資家から見れば、連休明け日本株現物の下げに対するヘッジとしてCME日経平均先物を売っておくべきタイミング。日本人だけが先物は大証頼りで連休中になす術が無い。連休明け、落ち着いて相場が始まってくれることを祈る。


PR



コメント

非公開コメント

ブログ内記事検索
スポンサードリンク
お知らせ
Twitterやってます。
negishi_manabu1のTwitter
プロフィール

ねぎし まなぶ(P.N)

Author:ねぎし まなぶ(P.N)
某企業勤務のサラリーマン。
株・FX投資暦10年以上にもなるが、デイトレードをやると負け続きでデイトレードは引退。
しかし、短期売買で負け続きでも、過去取り組んだ積立て投資では着実に資産が増えていることに気づき、やはり最強の投資は積立てであると確信。
外貨投資FXで、ドルコスト平均法の中でも最強のリスク分散「毎日積立」に取り組みます。
毎日継続するときに飽きたり変な欲が出ないように、日記の形で記録しながら取り組むことにしました。

※なお、本ブログは素人の趣味の日記であり、投資を推奨するものではありません。投資判断は自己責任にてお願いいたします。

カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
スポンサードリンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示
リンク
にほんブログ村 為替ブログ 為替日記へ
にほんブログ村


FX・サラリーマン投資家 ブログランキングへ


2014/10/22 ブログ開設
2014/10/29 100アクセス突破!
2014/12/07 1,000アクセス突破!
2015/02/17 5,000アクセス突破!
2015/04/12 10,000アクセス突破!
2015/06/08 15,000アクセス突破!
2015/07/28 20,000アクセス突破!
2015/10/27 30,000アクセス突破!
2016/01/25 40,000アクセス突破!
2016/04/29 50,000アクセス突破!
2017/08/04 100,000アクセス突破!
スポンサードリンク