週末恒例の中期移動平均分析。中長期トレンドは株安、債券安、金・原油高、円安。目先のギリシャ動向の一喜一憂に惑わされるべからず。

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平日は日々の値動きが気になるので、週末は、ゆっくり大局観を考えるチャンス。

こんにちは。まなぶです。

 週末はゆっくり中期の移動平均分析。日足の移動平均線で、各指標を見てみます。このブログでは為替で積立てしていますが、為替の長期動向を見るためには為替はあらゆる経済指標と関連があるのでいろんな指標を大局的に見るのが大事。

 株価では、日経平均、ニューヨークダウ、ドイツDAX、上海総合指数。そして日経平均と関連がある東証REIT指数。コモディティでは原油と金(ゴールド)。債券では日本国債10年、米国債10年、ドイツ国債10年の金利。そして為替ではドル円、ユーロドル、中国人民元、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、南アフリカランド。


さて、今週の分析です。

■日経平均株価
週末終値:20,706円
25日移動平均線:20,450円付近
50日移動平均線:20.200円付近
75日移動平均線:19,900円付近
・75日線との乖離率4%、少し割高。

MACDは、
・6月23日にゴールデンクロス示現。上昇トレンド。
・週足MACDがシグナルと接触。いよいよデッドクロス可能性ありだがしぶとく粘る。

・単純移動平均、日足MACDが上昇トレンドで短期は強い。が、週足MACDもいつデッドクロスになってもおかしくない。中長期トレンドが怪しくなってきた。


■ニューヨークダウ平均株価
週末終値:17,946ドル
25日移動平均線:18,000ドル付近
50日移動平均線:18,040ドル付近
75日移動平均線:18,000ドル付近
・6月22日に25日線/50日線のデッドクロス示現。
・6月26日に25日線/75日線のデッドクロス示現。

MACDは、
・6月17日にゴールデンクロス示現。
・週足MACDは2月末にMACDデッドクロス示現後、下落トレンド継続中。下落トレンドの中のシグナル接触でさらに下落した。

・目先は日足MACDが上昇トレンドをなんとか維持しているものの、単純移動平均線も週足MACDも下落トレンドでまったく力強さは無い。3本の移動平均線を下抜けており弱い。



■ドイツDAX
週末終値:11,492ポイント
25日移動平均線:11,350ポイント付近
50日移動平均線:11,500ポイント付近
75日移動平均線:11,700ポイント付近
・5月13日に25日線と50日線のデッドクロス。
・5月29日に25日線と75日線のデッドクロス。
・6月12日に50日線と75日線のデッドクロス。


MACDは、
・6月22日にゴールデンクロス示現。
・週足のMACDが5月4日週にデッドクロス、下落トレンド継続中。

・目先日足MACDがゴールデンクロスしているものの、単純移動平均、週足MACDが下落トレンドでトレンドは弱い。


■上海総合指数
週末終値:4,193ポイント
25日移動平均線:4,800ポイント付近
50日移動平均線:4,600ポイント付近
75日移動平均線:4,300ポイント付近
・先々週は75日線との乖離率26%の乖離率異常値までいったが、急落し75日移動平均線まで一気に割り込んだ。

MACDは、
・高値を更新してもMACDが高値更新しないダイバージェンス示現し先週下落示唆されていたが、6月15日にデッドクロスし下落加速。大暴落となった。
・週足MACDは2014年7月にゴールデンクロス示現後上昇トレンド継続だったが6月22日週にデッドクロス。下落トレンド入り。

・75日移動平均線との乖離異常値から急落が危ぶまれていたのがついに炸裂。大暴落中。
・これまで天井の見えない上昇トレンドにあったぶん、下がった時の下げ幅はそれだけ大きくなる可能性と書いていたのが現実になった。


■東証REIT指数
週末終値:1,827イント
25日移動平均線:1,845ポイント付近
50日移動平均線:1,860ポイント付近
75日移動平均線:1,860ポイント付近

東証REIT指数は日経平均株価の先行指標の役割あり。
・2013年5月23日の日経平均大暴落の1ケ月半前、2013年4月1日に東証REIT指数は1,717の天井をつけ暴落。
・当時は日経平均暴落後、6月10日に1,238の底をつける。その後日経平均は6月末に底打ち。
・今年東証REIT指数は1月19日に2,005の天井をつけ、下落。


■金(ゴールド)
週末終値:1,174ドル
25日移動平均線:1,185ドル付近
50日移動平均線:1,195ドル付近
75日移動平均線:1,190ドル付近
・5月22日に25日線と75日線のゴールデンクロス。
・5月29日に50日線と75日線のゴールデンクロス。
・6月22日に25日線と75日線のデッドクロス。

MACDは、
・6月24日にデッドクロス示現。
・週足のMACDは5月4日週にゴールデンクロス。ついに上昇トレンド示唆か。

・単純移動平均線、日足MACDが目先弱気入りしているものの、週足MACDが上昇トレンドで中長期トレンドは上昇トレンド。


■WTI原油
週末終値:59.65ドル
25日移動平均線:59.5ドル付近
50日移動平均線:59.0ドル付近
75日移動平均線:56.0ドル付近
・25日線と50日線は既に75日線をゴールデンクロス済で上昇トレンド転換は済んでいる。

MACDは、
・5月8日にデッドクロス示現後、下落トレンド継続。
・週足のMACDは2月23日週にゴールデンクロス示現後上昇トレンド継続。

・単純移動平均線、日足MACDが目先弱気入りしているものの、週足MACDが上昇トレンドで中長期トレンドは上昇トレンド。

・金、原油のコモデティは両方中長期は上昇トレンド入示唆。


■日本国債10年利回り
週末終値:0.480%
25日移動平均線:0.47%付近
50日移動平均線:0.42%付近
75日移動平均線:0.40%付近
・6月8日に50日線と75日線のゴールデンクロス示現。

MACDは、
・6月17日にデッドクロス示現。目先弱気。
・週足MACDは今年2月初にゴールデンクロス示現後上昇トレンド継続中。

・目先の日足MACD、単純移動平均線は下落を示唆しているが、週足MACDが上昇トレンドで中長期は上昇トレンドを示している。


■米国債10年利回り
週末終値:2.474%
25日移動平均線:2.32%付近
50日移動平均線:2.22%付近
75日移動平均線:2.12%付近
・6月4日に50日線と75日線のゴールデンクロス示現。上昇トレンド。

MACDは、
・6月13日にデッドクロス示現、下落トレンドの中でのシグナル接触。下落のサイン。
・週足MACDは今年2月中旬にゴールデンクロス示現後上昇トレンド継続。

・目先の日足MACD、単純移動平均線は下落を示唆しているが、週足MACDが上昇トレンドで中長期は上昇トレンドを示している。


■ドイツ国債10年利回り
週末終値:0.925%
25日移動平均線:0.79%付近
50日移動平均線:0.60%付近
75日移動平均線:0.45%付近
・6月1日に50日線と75日線のゴールデンクロス示現。

MACDは、
・6月15日にデッドクロス示現。
・週足MACDは4月20日週以降一気に上へ噴出した後上昇トレンド継続。

・目先の日足MACD、単純移動平均線は下落を示唆しているが、週足MACDが上昇トレンドで中長期は上昇トレンドを示している。


■ドル円
週末終値:123.85円
25日移動平均線:123.8円付近
50日移動平均線:121.8円付近
75日移動平均線:121.2円付近
・5月21日に25日線と75日線のゴールデンクロス。
・5月28日に50日線と75日線のゴールデンクロス。

MACDは、
・6月10日の黒田総裁発言による下落で一気にデッドクロス。下落トレンド入り。
・週足のMACDは6月1日週にゴールデンクロス示現。

・目先日足MACDは下落を示唆。しかし単純移動平均線、週足MACDの中長期トレンドは上昇を示唆しており底堅い。


■ユーロ/米ドル
週末終値:1.1165ドル
25日移動平均線:1.118ドル付近
50日移動平均線:1.115ドル付近
75日移動平均線:1.102ドル付近
・5月16日に25日線と75日線のゴールデンクロス。
・6月3日に50日線と75日線のゴールデンクロス。

MACDは、
・6月22日にデッドクロス示現。
・週足MACDは2014年5月以来1度もゴールデンクロス無かったが、4月6日週にゴールデンクロスし上昇トレンドへ。

・目先日足MACDは下落を示唆。しかし単純移動平均線、週足MACDの中長期トレンドは上昇を示唆しており底堅い。



■中国人民元/円
週末終値:19.94円
25日移動平均線:19.95円付近
50日移動平均線:19.60円付近
75日移動平均線:19.50円付近
・5月21日に25日線と50日線のゴールデンクロス。

MACDは、
・6月10日にデッドクロス示現後下落トレンド。
・週足のMACDは1月中旬にデッドクロス示現以降ゆるやかに下落トレンドだったが、6月1日週についにゴールデンクロス。

・目先日足MACDは下落を示唆。しかし単純移動平均線、週足MACDの中長期トレンドは上昇を示唆しており底堅い。


■オーストラリアドル(オージードル)/円
週末終値:94.81円
25日移動平均線:95.5円付近
50日移動平均線:95.0円付近
75日移動平均線:94.2円付近
・25日線と50日線は5月初に既に75日線に対するゴールデンクロスを済ませており上昇トレンド継続中。

MACDは、
・5月20日にデッドクロス示現後、下落トレンド継続中。
・週足MACDは4月末にゴールデンクロス示現後上昇トレンド。

・目先日足MACDは下落を示唆。しかし単純移動平均線、週足MACDの中長期トレンドは上昇を示唆しており底堅い。


■ニュージーランドドル(キウイドル)/円
週末終値:84.74円
25日移動平均線:87.2円付近
50日移動平均線:88.6円付近
75日移動平均線:89.2円付近
・5月20日に25日線と50日線のデッドクロス示現。
・5月25日に25日線と75日線のデッドクロス示現。
・6月9日に50日線と75日線のデッドクロス示現。
・75日線とのかい離率が▲5%と膨らむ。

MACDは、
・6月10日にニュージーランド政策金利サプライズ利下げの急落で一気にデッドクロス、現在▲1.1水準で横ばい、底値探し。
・週足MACDは1月中旬にデッドクロス後下落トレンド継続。

・単純移動平均線、日足/週足MACD、すべてが下落トレンド。
・三角保ちあい形成中。
2014/10/13安値83.32円、
2014/12/29高値94.05円、
2015/02/02安値84.03円、
2015/04/20高値92.39円、
2015/06/15安値84.43円
現在84円台の底を探っているがここを下抜ければ底ぬけて74円ぐらいまでの下落可能性あり。
ここで粘って上昇を始めればトレンドラインとしては100円ぐらいまでいってしまう。重要局面にある。


■南アフリカランド/円
週末終値:10.14円
25日移動平均線:10.10円付近
50日移動平均線:10.05円付近
75日移動平均線:10.02円付近
・6月6日に50日線と75日線のゴールデンクロス示現。

MACDは、
・6月19日にゴールデンクロス示現。
・週足MACDは6月15日週にゴールデンクロス示現。

・単純移動平均線、日足/週足MACD、すべてが上昇トレンド入りしており強い上昇トレンド。



まとめ
 中長期トレンドは明確。株安、債券安、金・原油高、円安。特に明確になってきているのが円安。

 僕は長期投資家なので、移動平均線分析の中で一番重視するのは週足MACD。中長期トレンドはそうそう簡単に変わるものではなく、時間をかけてゆっくり変わっていくのでトレンドが発生してから行動に移すべき時まではじゅうぶんに時間があります。週足MACDの中長期トレンドが株安、債券安、金・原油高、円安を示してからはもうずいぶん時間が経過しており、目先は逆向きのトレンドを示している。株も目先日足MACDは強気だったり。

 短期の予想は難しい。プロの機関投資家、ヘッジファンドが血眼になって人生を賭けて争っている部隊がデイトレードの世界。短期で利益を上げる世界。そんなプロの世界で戦うのは僕らには到底無理な話です。まずその舞台ではなく、何年もかけて利益を掴んでいけばいい、という時間をたっぷり活用した個人投資家ならではの舞台で投資を行ってこそ、僕らが利益を出せる可能性が出てきます。中長期でトレンドを掴んだら、あとはいつ本格的に動き始めるのかなんてわからないのだから毎日少額コツコツ積立てで投資していくのが良い。毎月1回投資だとあまり時期の分散効果が効かないので毎日投資がより分散効果が効いて良い。僕は外貨も、純金積立ても、ビットコイン積立ても、すべて毎日積立てにこだわっています。

 今はギリシャ問題だなんだと騒いでいるけども、中長期のトレンドの方が強い。目先のギリシャ問題はヘッジファンドにとっては格好の稼ぎのネタだろう。その土俵にわざわざ上がる必要は無い。目先はギリシャは7月5日の国民投票に持ち込んで時間稼ぎ。国民投票で何を問うかによって結果は変わるだろうが、今回はギリシャはユーロ離脱を強調して国民投票に持ち込む可能性があると見る。ギリシャ・チプラス政権が今つらいところは、緊縮反対の公約によって誕生したチプラス政権。ドイツ・IMFとの交渉もだいぶ歩み寄ってきたものの国民が怖くてなかなかギリシャからは歩み寄れない。よって、交渉を成立させるにも国民の意思が必要ということだろう。ユーロ圏からの離脱は望まない国民に、ユーロ圏離脱を強調して国民投票を行えば債務交渉もやっと決着させることができる、ということだろう。国民投票が成功すれば一気に世界株高がやってくる。短期の動きはこれに振り回される。

 短期の動きを追っているとギリシャの動向に一喜一憂させられてしまう。しかし株は中長期で下落トレンドを描いているのだ。国債金利が上昇傾向にある為に株価は上値ががっちり抑えつけらてている。米国債も2.5%近辺、ドイツ国債も1.0%近辺まで上昇してきており、これまで超低金利をベースに投機マネーを膨らませてきたマネーが逆流する傾向は今後も続く。株が大きく下落し、米国が再度量的緩和、QE4を実行することに追い込まれるまで株安は続くだろう。

 そんな中で為替動向は明確。中長期ではどの通貨も円安トレンドを描いている。既にドル高もかなりの水準まで来ているのでこれまでの様に短期間で一気に10円も20円も円安に進む展開は考えづらく、ゆるやかな上昇トレンドになっていくだろうが、ゆるかかに円安は進んでいく。じりじりと円資産は目減りしていく展開が予想されるので、少しずつ外貨資産を構築していくこととする。

 

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ねぎし まなぶ(P.N)

Author:ねぎし まなぶ(P.N)
某企業勤務のサラリーマン。
株・FX投資暦10年以上にもなるが、デイトレードをやると負け続きでデイトレードは引退。
しかし、短期売買で負け続きでも、過去取り組んだ積立て投資では着実に資産が増えていることに気づき、やはり最強の投資は積立てであると確信。
外貨投資FXで、ドルコスト平均法の中でも最強のリスク分散「毎日積立」に取り組みます。
毎日継続するときに飽きたり変な欲が出ないように、日記の形で記録しながら取り組むことにしました。

※なお、本ブログは素人の趣味の日記であり、投資を推奨するものではありません。投資判断は自己責任にてお願いいたします。

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