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ギリシャの大混乱。しかし過度の悲観も禁物。ギリシャはユーロ圏は離脱しないだろう。

 ギリシャ債務問題に荒れるマーケット。しかし過度の悲観論も禁物。投機マネー、ヘッジファンドはここが稼ぎどころとばかりに売り込んで稼ぎに来ているが、どうも悲観論が強すぎるような気がする。違和感を感じるのは、どうもこのギリシャ債務問題を使って相場に変動を与えて稼ごうとしている動きがあるんじゃないかと胡散臭さを感じる。

 実際、本当にギリシャがデフォルト認定されてしまえば被害は尋常じゃなく広がる。ギリシャ国債にかかったCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)の保証料負担が炸裂し、金融機関がいくつ潰れてもおかしくない。しかし、本当にギリシャがデフォルト認定されるのか?というところがポイントだ。IMFへの返済が滞っても即デフォルトは意味しない。格付け機関にきちんとデフォルトと認定されて初めてデフォルトだ。しかし、ギリシャがデフォルトしたり、ユーロ圏離脱したりして、欧米では誰も得しない。誰も得しないということは、そういう風にはならない、ということだ。国際政治で起きることは、必ず誰かの得があって、そうすべくしてそうなる。ギリシャ国債CDSで稼ごうというヘッジファンドがそれほど大きな力を持っているとも思えない。

 ではなぜこんなことになってしまったのか、といえばギリシャからの揺さぶりだろう。チプラス政権の交渉能力、国際的な立ち回りは相当なレベルのようで、ロシア・中国の後ろ盾もつけ、相当有利に交渉を進めている。最良の条件を引き出そうとあの手この手を使っているのだろう。ギリシャ国民にとっては良いことなのか悪いことなのかは微妙なところだけれども。

 ただ、万が一の万が一、本当にギリシャがデフォルト認定されるような事態があれば、それは本当に大変な事態に陥る。それは頭には起きつつ、ただ過剰な悲観論もあまり何も生まないのでどうか、と思う次第である。


 ・・・というようなことを書いていたら、やはりドイツが火消しに動いてきた。ドイツからすればやはりギリシャにユーロを離脱されると困るようだ。

メルケル首相、ドイツは「いつでも」ギリシャと交渉する用意ある (ブルームバーグ)
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NQPL396S972D01.html

 ギリシャ・チプラス政権としても、債権団と合意するにせよ国民の意志が欲しい。緊縮反対を掲げて政権をとったのだから、合意するには民意の言い訳が必要だというわけだ。チプラス政権の行動は思いのほか、シンプルにやるべきことを頑とやり通す、なかなか骨のあるところがある。


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ねぎし まなぶ(P.N)

Author:ねぎし まなぶ(P.N)
某企業勤務のサラリーマン。
株・FX投資暦10年以上にもなるが、デイトレードをやると負け続きでデイトレードは引退。
しかし、短期売買で負け続きでも、過去取り組んだ積立て投資では着実に資産が増えていることに気づき、やはり最強の投資は積立てであると確信。
外貨投資FXで、ドルコスト平均法の中でも最強のリスク分散「毎日積立」に取り組みます。
毎日継続するときに飽きたり変な欲が出ないように、日記の形で記録しながら取り組むことにしました。

※なお、本ブログは素人の趣味の日記であり、投資を推奨するものではありません。投資判断は自己責任にてお願いいたします。

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