週末恒例の中期移動平均分析。トレンドに沿った株安の流れ。ドル円がどっちにはじけるかが注目、円高方向の恐れ!?

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平日は日々の値動きが気になるので、週末は、ゆっくり大局観を考えるチャンス。

こんにちは。まなぶです。

 週末はゆっくり中期の移動平均分析。日足の移動平均線で、各指標を見てみます。このブログでは為替で積立てしていますが、為替の長期動向を見るためには為替はあらゆる経済指標と関連があるのでいろんな指標を大局的に見るのが大事。

 株価では、日経平均、TOPIX、ニューヨークダウ、ドイツDAX、上海総合指数。そして日経平均と関連がある東証REIT指数。コモディティでは原油と金(ゴールド)。債券では日本国債10年、米国債10年、ドイツ国債10年の金利。そして為替ではドル円、ユーロドル、中国人民元、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、南アフリカランド。


さて、今週の分析です。

■日経225平均株価
週末終値:20,724円
25日移動平均線:20,400円付近
50日移動平均線:20.400円付近
75日移動平均線:20,250円付近
・ここ1年無かった25日線と50日線のデッドクロスが7月30日に示現。下落トレンド入り。

MACDは、
・7月28日にデッドクロス示現するもすぐにゴールデンクロスし復活。
・週足MACDは6月29日週にデッドクロス示現。下落トレンド入り。

・単純移動平均線がここ1年無かった25日線と50日線のデッドクロスが示現、週足MACDもすべてがデッドクロスし下落トレンドが顕著。いよいよ危険。



■TOPIX
週末終値:1,679円
25日移動平均線:1,645円付近
50日移動平均線:1,650円付近
75日移動平均線:1,640円付近
・7月10日に25日線と50日線のデッドクロス。昨年10月以来となるデッドクロス示現。

MACDは、
・7月16日にゴールデンクロス、7月30日に再度シグナル接触するもデッドクロスは回避。
・週足MACDは6月29日週にデッドクロス示現。下落トレンド入り。

・単純移動平均線、週足MACDが下落示唆。中長期は下落トレンドが明確。日足MACDの目先短期トレンドがまだ踏ん張っているが中長期トレンドの悪化に押されるか。弱気。


■ニューヨークダウ平均株価
週末終値:17,373ドル
25日移動平均線:17,750ドル付近
50日移動平均線:17,800ドル付近
75日移動平均線:17,920ドル付近
・6月22日に25日線と50日線のデッドクロス示現。
・7月21日に50日線と75日線のデッドクロス示現。

MACDは、
・7月23日にデッドクロス示現。7月31日は再びシグナルが近づくも、下落トレンドの中のシグナル接触は再度売りサイン。その後やはり下落。
・週足MACDは2月末にMACDデッドクロス示現後、下落トレンド継続中。

・単純移動平均線、日足/週足MACD、すべてが下落トレンド示唆。下落トレンドが鮮明。そろそろガツンと下げがあってもおかしくない。


■ドイツDAX
週末終値:11,490ポイント
25日移動平均線:11,350ポイント付近
50日移動平均線:11,300ポイント付近
75日移動平均線:11,400ポイント付近
・5月13日に25日線と50日線のデッドクロス。
・6月12日に50日線と75日線のデッドクロス。
・8月4日に25日線と50日線のゴールデンクロス。

MACDは、
・7月27日にデッドクロス示現後、8月4日に再度ゴールデンクロス示現。
・週足のMACDが5月4日週にデッドクロス、下落トレンド継続中。

・単純移動平均線と日足MACDが目先強気を示しているものの、週足MACDが下落トレンド。


■上海総合指数
週末終値:3,744ポイント
25日移動平均線:3,800ポイント付近
50日移動平均線:4,250ポイント付近
75日移動平均線:4,300ポイント付近
・7月10日に25日線と50日線のデッドクロス示現。
・7月31日に50日線と75日線のデッドクロス示現。

MACDは、
・7月31日にデッドクロス示現しそうだったがスレスレ。
・週足MACDは6月22日週にデッドクロス。下落トレンド示唆。

・日足MACDが目先上昇ながら、単純移動平均線と週足MACDがはっきり下落トレンドを示唆。75日線も下を向いており、下落トレンドが鮮明。


■東証REIT指数
週末終値:1,766ポイント
25日移動平均線:1,750ポイント付近
50日移動平均線:1,780ポイント付近
75日移動平均線:1,820ポイント付近

東証REIT指数は日経平均株価の先行指標の役割あり。
・2013年5月23日の日経平均大暴落の1ケ月半前、2013年4月1日に東証REIT指数は1,717の天井をつけ暴落。
・当時は日経平均暴落後、6月10日に1,238の底をつける。その後日経平均は6月末に底打ち。
・今年東証REIT指数は1月19日に2,005の天井をつけ、下落。
・そして7月6日週東証REIT指数はさらなる大幅下落。日本株のさらなる下落を示唆しているのかもしれません。


■金(ゴールド)
週末終値:1,093ドル
25日移動平均線:1,120ドル付近
50日移動平均線:1,150ドル付近
75日移動平均線:1,165ドル付近
・7月2日に50日線と75日線のデッドクロス。

MACDは、
・8月6日にゴールデンクロス示現。
・週足のMACDは3月末から完全停滞。長い停滞後は一気に動くのが相場の常。と書いていたが7月13日週に下向きのエネルギーを噴出。

・日足MACDが目先強気転換。週足MACDが完全膠着。膠着の間にエネルギーが蓄積され、一気に下向きに動いた。


■WTI原油
週末終値:43.75ドル
25日移動平均線:49.0ドル付近
50日移動平均線:54.5ドル付近
75日移動平均線:56.0ドル付近
・7月7日に25日線と50日線のデッドクロス。
・7月24日に50日線と75日線のデッドクロス。
・75日移動平均線との乖離率▲22%と異常値水準。短期的に下げすぎ。

MACDは、
・5月8日にデッドクロス示現後、下落トレンド継続だがやや底打ちの兆しあり。
・週足のMACDは2月23日週にゴールデンクロス示現後上昇トレンド継続していたが7月27日週に再度デッドクロス。

・週足MACDが再びデッドクロス懸念で中長期上昇トレンドに腰折れの懸念。しかし短期的には75日移動平均線との乖離が大きすぎ、セリングクライマックスが起きた可能性。



■日本国債10年利回り
週末終値:0.424%
25日移動平均線:0.43%付近
50日移動平均線:0.45%付近
75日移動平均線:0.43%付近
・6月8日に50日線と75日線のゴールデンクロス示現。
・7月28日に25日線と50日線のデッドクロス示現。

MACDは、
・8月6日にゴールデンクロス示現。
・週足MACDは今年2月初にゴールデンクロス示現後上昇トレンド継続中。しかし7月27日週に再度シグナル接触でトレンド転換の兆しあり。

・週足MACDの中長期トレンドは上昇を示唆。短期間で上昇しすぎたためか目先短期トレンドは弱気、調整中。またいずれ上昇に転じそう。


■米国債10年利回り
週末終値:2.166%
25日移動平均線:2.28%付近
50日移動平均線:2.32%付近
75日移動平均線:2.25%付近
・6月4日に50日線と75日線のゴールデンクロス示現。
・8月4日に25日線と50日線のデッドクロス示現。

MACDは、
・6月13日にデッドクロス示現、下落トレンド。
・週足MACDは今年2月中旬にゴールデンクロス示現後上昇トレンド継続。しかし7月27日週に再度シグナル接触。

・週足MACDの中長期トレンドは上昇を示唆。短期間で上昇しすぎたためか目先短期トレンドは弱気、調整中。またいずれ上昇に転じそう。


■ドイツ国債10年利回り
週末終値:0.664%
25日移動平均線:0.75%付近
50日移動平均線:0.78%付近
75日移動平均線:0.69%付近
・6月1日に50日線と75日線のゴールデンクロス示現。
・7月30日に25日線と50日線のデッドクロス示現。

MACDは、
・6月15日にデッドクロス示現。
・週足MACDは4月20日週以降一気に上へ噴出した後上昇トレンド継続。

・週足MACDの中長期トレンドは上昇を示唆。短期間で上昇しすぎたためか目先短期トレンドは弱気、調整中。またいずれ上昇に転じそう。


■ドル円
週末終値:124.21円
25日移動平均線:123.5円付近
50日移動平均線:123.5円付近
75日移動平均線:122.5円付近
・5月28日に50日線と75日線のゴールデンクロス。
・7月27日に25日線と50日線のデッドクロス。

MACDは、
・7月14日にゴールデンクロス。
・週足のMACDは6月1日週にシグナルと接触し現在1ヶ月半のMACD膠着に入っており動き始めれば大きな動きになる。やや下向きの動きが見られる。

・単純移動平均線、週足MACDの中長期トレンドは上昇を示唆しており底堅い。MACD停滞でエネルギーを溜めておりまだしばらく停滞後一気に動きそう。世論は円安トレンドだが、ユーロドルは上昇トレンドを示唆していること、週足MACDがやや下向きの動きを見せていることから、ドル安/円高方向に噴出する懸念も出てきた。


■ユーロ/米ドル
週末終値:1.0971ドル
25日移動平均線:1.098ドル付近
50日移動平均線:1.110ドル付近
75日移動平均線:1.112ドル付近
・7月14日に25日線と50日線のデッドクロス。
・7月30日に50日線と75日線のデッドクロス。

MACDは、
・7月24日にゴールデンクロス示現。短期上昇トレンド示唆。
・週足MACDは4月6日週に約1年ぶりのゴールデンクロス示現し上昇トレンドへ。

・日足/週足MACDどちらも上昇トレンドを示唆。


■中国人民元/円
週末終値:19.99円
25日移動平均線:19.90円付近
50日移動平均線:19.90円付近
75日移動平均線:19.75円付近
・7月27日に25日線と50日線のデッドクロス。

MACDは、
・7月14日にゴールデンクロス示現。
・週足のMACDは1月中旬にデッドクロス示現以降ゆるやかに下落トレンドだったが、6月1日週にシグナル接触後停滞。

・ドルペッグであるため、ドル円と同様のトレンド。ドル円との裁定機会を伺うためウォッチしています。


■オーストラリアドル(オージードル)/円
週末終値:92.11円
25日移動平均線:91.0円付近
50日移動平均線:93.0円付近
75日移動平均線:93.8円付近
・7月7日に25日線と50日線のデッドクロス示現。
・7月24日に50日線と75日線のデッドクロス示現。

MACDは、
・7月17日にシグナル接触後、マイナス圏で停滞。やや上放たれの可能性あり。急反発サイン。
・週足MACDは7月6日週にデッドクロス示現。

・最近の急落で週足MACDがデッドクロスしており中長期トレンドが下落を示唆。目先日足MACDが意外にも買いサイン。目先は強気な動きになりそう。


■ニュージーランドドル(キウイドル)/円
週末終値:82.2円
25日移動平均線:81.9円付近
50日移動平均線:83.9円付近
75日移動平均線:85.9円付近
・5月20日に25日線と50日線のデッドクロス示現。
・6月9日に50日線と75日線のデッドクロス示現。

MACDは、
・6月10日にニュージーランド政策金利サプライズ利下げの急落で一気にデッドクロスし下落トレンドが続いていたが7月13日にゴールデンクロス。上昇トレンド転換。
・週足MACDは1月中旬にデッドクロス後下落トレンド継続。8月3日週は横ばいで底打ちの兆し。

・目先日足MACDが強く、短期反発の動きが顕著になりそう。週足MACDも底打ちに兆し。


■南アフリカランド/円
週末終値:9.83円
25日移動平均線:9.85円付近
50日移動平均線:9.95円付近
75日移動平均線:10.00円付近
・6月6日に50日線と75日線のゴールデンクロス示現。
・7月2日に25日線と50日線のデッドクロス示現。
・7月31日に50日線と75日線のデッドクロス示現。

MACDは、
・7月24日にデッドクロス示現。下落トレンドだったが8月7日に再度シグナル接触。
・週足MACDは長い下落トレンドの最中。

・単純移動平均、日足/週足MACD、すべてが下落トレンドを示唆だが、目先日足MACDが強気転換の可能性。


まとめ
 毎週ずっと株の中長期トレンドが下落トレンドにある、と書き続けていますが、今回の分析でも下落トレンドは継続。日米欧中、すべての国において単純移動平均線、日足/週足MACD、すべてにおいて下落トレンドがはっきりと表れてきており、ものすごく危険。移動平均線において、日本・中国なんかはいよいよ50日線も下を向き始め、75日線も停滞。方向性を示すと言われる75日線が下を向き始めてきました。いよいよ大きくガツンと下げてくる可能性が出てきています。

 方向感が出てきたのは高金利通貨のオーストアリアドル円、ニュージーランド円、南アフリカランド円。底値探りの下落トレンドの中にあったけれども豪ドル円を筆頭に、目先強気転換をしつつある。高金利通貨と同様に純金(ゴールド)も底打ちの兆し。原油はセリングクライマックス的な動きを見せ43ドルとなっていますがこちらも底打ちサイン。資源価格の先物と現物のねじれ現象を昨日書きましたが、先物を中心に価格を押し下げられているコモディティ価格は底打ちの兆しを見せてきました。

 この流れは何を示しているのでしょう。世界的なスタグフレーションの動きの始まりに見えます。相次ぐ各国の量的緩和で通貨価値が暴落し物価が上昇する一方、賃金は伸びずに所得は下がる。無理やり上げてきた株価も上がらなくなり下落トレンド入りし投資行為を通じた資産価値の上昇も頭打ち。どうやっても所得が上がらず、目減りを続ける資産家の資産価格、消費が落ち込み続ける。しかし通貨価値が下がるので物価は上がっていく。経済学では最も恐ろしい言葉のひとつ「スタグフレーション」がまさにやってきているようにしか思えないのです。

 この中では、 やるべきことは通貨からモノへの資産の移動。スタグフレーションの中ではマネーよりモノの方が強くなるので、不動産やコモディティ、通貨なら資源国通貨を持つことが資産防衛。このブログではニュージーランドドル、南アフリカランドといった高金利通貨を積み立てていますが、他にも個人としてはモノであるビットコインや純金積立てを行っています。ニュース、報道を見ると原油をはじめとしたコモディティ価格は底無しの動きしか見えませんが、移動平均線の大きなトレンドを見据えた動きを意識するとやはり少し違うものが見えてきます。・・・とは言っても、相場はやはりわからないもの。通貨価値暴落を見据えた資産防衛のための資源積立て投資行動、今後、報われるかどうか???期待して見ていてください。


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ねぎし まなぶ(P.N)

Author:ねぎし まなぶ(P.N)
某企業勤務のサラリーマン。
株・FX投資暦10年以上にもなるが、デイトレードをやると負け続きでデイトレードは引退。
しかし、短期売買で負け続きでも、過去取り組んだ積立て投資では着実に資産が増えていることに気づき、やはり最強の投資は積立てであると確信。
外貨投資FXで、ドルコスト平均法の中でも最強のリスク分散「毎日積立」に取り組みます。
毎日継続するときに飽きたり変な欲が出ないように、日記の形で記録しながら取り組むことにしました。

※なお、本ブログは素人の趣味の日記であり、投資を推奨するものではありません。投資判断は自己責任にてお願いいたします。

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