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セリングクライマックスを終え、短期反発局面のマーケット。

 
 昨夜夜22時15分前後の急落を見たら、相場を長く見ている人はあればセリング・クライマックスであることをわかったでしょう。僕も豪ドルを見ていましたが、あの瞬間的な急落は明らかな機械の動き。機械が全力で売り込んできたら、売り局面はいったん終わりです。豊島さんの記事がわかりやすい。

株式市場の構造変化を映す超乱高下(nikkei.net)
http://www.nikkei.com/money/gold/toshimagold.aspx?g=DGXMZO9092700025082015000000

 さすがトレーダーの第一線、現場で活躍した経験をお持ちの豊島さん。現場感覚のわかりやすい記事をお書きになる。僕もデイトレードの経験を持っているので、株価が下がる理由は、「株価が下がっているから」であることはよくわかる。値動きが値動きを呼んでいるだけであって、やれ中国景気がどうだの、やれギリシャがどうだの、そんな解説は後講釈でしかない。


 今日の日経平均株価は▲733円の大幅安。昨日に続き、今日も大暴落で大変だーと今日の相場から感じた人は、今後の相場との向き合い方はよく考えた方がいいかもしれないです。日中の日経平均株価現物だけを見ていると値動きはわからない。日経平均株価としては▲733円の終値17,806円ですが、日経平均先物の動きを見ていれば、先物は昨夜22時過ぎに17100円台をつけていたのです。そこからすれば、今日の日経平均株価現物の終値はなんと+700円のプラス。猛反発中であることがわかります。増して、今日の午前中は18,800円まで、昨夜の先物安値から1,700円も上昇したのですから、どれだけ反発の勢いが強いか、ということがわかると思います。短期的には反発に入るでしょう。今日の日経平均株価がまた18,000円を割って終えたので、反発をとるためにSBI証券で日経平均225のコールオプションを購入しました。あまりの下落の勢いのせいで、9月限月のコールオプションは二束三文にまで下がっており、どの価格帯を買っても短期反発を取れるでしょう。

 このオプション。オプションって怖いと思っている人も多いと思いますが、オプションもFXと同じく使い方次第。価格の変動は大きい為リスクはもちろん高いのですが、現在のように一方向にあまりに進みすぎている時はオプションが二束三文にまで売り込まれるのでそれだけ価格が下がっているオプションは、値下がりリスクよりも値上がりリスクの方が高い、安心して買えるものに変わります。ただ、オプションは価値ゼロになるリスクを常にはらんでますから、大きな金額を買うものではなく、宝くじ感覚で少額買うものだと思っています。オプションの買いでさえ入ればどれだけ予想と逆にいっても損失は投資金額以上にはならない。まさに宝くじ。

 絶対やってはいけないのは、「オプションの売り」。これはとんでもないリスクをはらんだ投資行動です。オプションはコールでもプットでも時間が経過すればどんどん価値が下がっていくので売り手有利、なんていう解説もたまに見えますが、オプションの売りほど「高リスク・低リターン」なものはないんじゃないかと思っています。オプションの買いは、10回に1回当たれば損益プラスに出来るものですが、オプションの売りは、100回に1回の相場の異常な動きで大損失を出します。投資金額以上の損失リスクがあるのです。オプションの売りだけは絶対にやってはいけない。今回の下落でも、最近の日本株の変動の小ささにたかをくくってプットオプションを売っていた人の含み損がかなり大変なことになっているようです。プットオプションの価値が暴騰したのに合わせ、オプションの証拠金も急激に引き上げられているので追証になります。オプションは、あくまで少額を買い。しかも相場が一方向に大きく行き過ぎなぐらい動いて、勝つ可能性が高い時のみ使う。そういう使い方をすることで、オプションは有利な武器になります。SBI証券のオプション取引もだいぶ手軽になってきたのでうまく使いたいところ。


 さて、今日の夕方には中国が追加金融緩和を打ち出しました。

中国中銀、政策金利と準備率引き下げ-株安や景気減速に対応 (ブルームバーグ)
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NSLSGC6KLVR501.html

 これでまた株価の短期反発傾向が強まります。この金融緩和をして中国経済が良くなるから株価が反発するのではありません。株価が反発傾向の中、買う良いきっかけが出てきたので上がるだけです。値動きが値動きを呼ぶ。それが相場の常です。

 短期反発をとるだめに日経225のコールオプションを買ったりしていますが、これはあくまで超短期の投資行動。毎週末書いている移動平均分析を見て頂ければわかりますが、今回の株下落トレンドがこれで終わるわけではないです。本格的な下落は9月を予測しています。ジャクソンホールも契機となって反発を続け、9月のどこかで再度、今回以上の本格的な下落があるのでは、と予測しています。本格的に株を買うべき時は、瞬間的に下落した時ではありません。下がって下がって、しばらく時間が経っても上がらない時です。そういう時は誰も株を買わない。誰も買わないからこそ安くなり、安い株価が将来の利益の源泉になるのです。

 今後やってきそうなさらなる株暴落。その兆しは債券市場に表れてきています。

世界の社債クレジットリスク急上昇-株や商品安で財務悪化懸念 (ブルームバーグ)
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NTM52M6K50XU01.html

 社債の金利が上昇しています。もともと超低金利状態の金利が少し上がっただけですが、これからこの債券利回りがどんどん上昇し、企業が資金調達が出来なくなる時、企業の倒産が出てきて、その企業にかけられたCDSが炸裂し危機が波及します。クレジットリスクが本格的に広がるまで、時間はそれほどかからないと思っています。あと1ケ月程度のうちに、さらなる暴落があるのではないでしょうか。今回の中国の金融緩和に加え、今週のジャクソンホールでもおそらく何か対策が打ち出されるでしょう。各国の株価対策と、クレジットリスクの、リーマンショック以来の7年ぶりの闘いです。



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ねぎし まなぶ(P.N)

Author:ねぎし まなぶ(P.N)
某企業勤務のサラリーマン。
株・FX投資暦10年以上にもなるが、デイトレードをやると負け続きでデイトレードは引退。
しかし、短期売買で負け続きでも、過去取り組んだ積立て投資では着実に資産が増えていることに気づき、やはり最強の投資は積立てであると確信。
外貨投資FXで、ドルコスト平均法の中でも最強のリスク分散「毎日積立」に取り組みます。
毎日継続するときに飽きたり変な欲が出ないように、日記の形で記録しながら取り組むことにしました。

※なお、本ブログは素人の趣味の日記であり、投資を推奨するものではありません。投資判断は自己責任にてお願いいたします。

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