週末恒例の中期移動平均分析。意外にも株高のサインが続々。日銀追加緩和見送りを越え、11月はどんな波乱相場になるかを見通す。

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平日は日々の値動きが気になるので、週末は、ゆっくり大局観を考えるチャンス。

こんにちは。まなぶです。

 週末はゆっくり中期の移動平均分析。日足の移動平均線で、各指標を見てみます。このブログでは為替で積立てしていますが、為替の長期動向を見るためには為替はあらゆる経済指標と関連があるのでいろんな指標を大局的に見るのが大事。

 株価では、日経平均、TOPIX、ニューヨークダウ、ドイツDAX、上海総合指数。そして日経平均と関連がある東証REIT指数。コモディティでは原油と金(ゴールド)。債券では日本国債10年、米国債10年、ドイツ国債10年の金利。そして為替ではドル円、ユーロドル、中国人民元、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、南アフリカランド。


さて、今週の分析です。

■日経225平均株価
週末終値:19,083円
25日移動平均線:18,200円付近
50日移動平均線:18,300円付近
75日移動平均線:19,100円付近
・8月25日に25日線と50日線のデッドクロス示現。
・8月27日に50日線と75日線のデッドクロス示現。
・方向感を示す75日移動平均線は下向き。
・先週末終値はきっちり75日移動平均線に抑えられた形。

MACDは、
・9月9日にゴールデンクロス示現。
・週足MACDは6月29日週にデッドクロス示現。下落トレンド入り。先週上昇で再びシグナル接近。下落トレンドの中のシグナル接触は下落のサイン。

・日足MACDは強気ながら、週足MACDが再度下落のサイン。そして単純移動平均線でも75日移動平均線がきっちり上値抵抗線となり抑えられたことがネガティブ。週末の先物が19,000円を割ってきており、11月1週目は下落の流れになりそう。


■TOPIX
週末終値:1,558円
25日移動平均線:1,490円付近
50日移動平均線:1,490円付近
75日移動平均線:1,550円付近
・8月25日に25日線と50日線のデッドクロス示現。
・8月25日に50日線と75日線のデッドクロス示現。
・方向感を示す75日移動平均線は下向き。
・週末の反発はきっちり75日移動平均線まで戻した形。

MACDは、
・9月11日にゴールデンクロス示現。
・週足MACDは6月29日週にデッドクロス示現し下落トレンド入り。先週上昇で再びシグナル接近。下落トレンドの中のシグナル接触はさらなる下落のサイン。



■ニューヨークダウ平均株価
週末終値:17,663ドル
25日移動平均線:17,000ドル付近
50日移動平均線:16,700ドル付近
75日移動平均線:17,000ドル付近
・10月19日に25日線と50日線のデッドクロス示現。
・方向感を示す75日移動平均線は下向き。

MACDは、
・9月9日にゴールデンクロス示現。
・週足MACDは10月12日週にゴールデンクロス示現。上昇トレンド入り。

・単純移動平均線、日足/週足MACD、すべてが上昇トレンド。ただ、75日移動平均線はまだ下を向いているので本格上昇トレンド転換判断はまだ。もう一波乱乗り越える必要ありか。


■ドイツDAX
週末終値:10,850ポイント
25日移動平均線:10,150ポイント付近
50日移動平均線:10,100ポイント付近
75日移動平均線:10.450ポイント付近
・10月28日に25日線と50日線のゴールデンクロス。
・方向感を示す75日移動平均線は下向き。

MACDは、
・10月2日にゴールデンクロス示現。
・週足MACDは10月26日週にゴールデンクロス。上昇トレンドへ入れるか?

・単純移動平均線、日足/週足MACD、すべてが上昇トレンド。ただ、75日移動平均線はまだ下を向いているので本格上昇トレンド転換判断はまだ。もう一波乱乗り越える必要ありか。


■上海総合指数
週末終値:3,382ポイント
25日移動平均線:3,250ポイント付近
50日移動平均線:3,250ポイント付近
75日移動平均線:3,450ポイント付近
・7月10日に25日線と50日線のデッドクロス示現。
・7月31日に50日線と75日線のデッドクロス示現。
・方向感を示す75日移動平均線は下向き。10月26日上昇できっちり75日移動平均線に上値を抑えられている。

MACDは、
・9月8日にゴールデンクロス示現。短期上昇トレンドへ。
・週足MACDは6月22日週にデッドクロス後下落トレンド継続。

・日本株が75週移動平均線に支えられているのと同じ動き。はっきりと上値を抑え込まれている為、もう一発下落がありそう。


■東証REIT指数
週末終値:1,729ポイント
25日移動平均線:1,690ポイント付近
50日移動平均線:1,660ポイント付近
75日移動平均線:1,680ポイント付近
・方向感を示す75日移動平均線は下向きだがやや下げ止まり。

東証REIT指数は日経平均株価の先行指標の役割あり。
・2013年5月23日の日経平均大暴落の1ケ月半前、2013年4月1日に東証REIT指数は1,717の天井をつけ暴落。
・当時は日経平均暴落後、6月10日に1,238の底をつける。その後日経平均は6月末に底打ち。

・今年東証REIT指数は1月19日に2,005の天井をつけ、下落。
・そして7月6日週東証REIT指数はさらなる大幅下落。それに追従して日経平均株価は8月24日ブラックマンデーを記録。
・9月10日には8月26日の安値を割る下落をしており、日経平均株価はさらなる下落があることを示唆。その後やはり日経へ金株価は8月24日以上の安値を記録。
・9月11日と9月25日に猛烈な大幅反発。8月24日ブラックマンデー下落前の50日移動平均線水準まで戻し、日経平均株価もやはり遅れて上昇し10月22日に50日移動平均線越えを記録した。


■金(ゴールド)
週末終値:1,142ドル
25日移動平均線:1,150ドル付近
50日移動平均線:1,140ドル付近
75日移動平均線:1,130ドル付近
・9月11日に25日線と50日線のゴールデンクロス。
・10月13日に50日線と75日線のゴールデンクロス。
・方向感を示す75日移動平均線は下向きから横ばいへ。

MACDは、
・10月24日にデッドクロス示現。
・週足MACDは9月21日週にゴールデンクロス示現。

・週足MACDは既にゴールデンクロスを果たしており、方向感を示す75日移動平均線がついに横ばいへ移行。ここから75日線が上向いて来ればいよいよ本当に上昇トレンド転換となる。


■WTI原油
週末終値:46.39ドル
25日移動平均線:46.0ドル付近
50日移動平均線:45.5ドル付近
75日移動平均線:45.5ドル付近
・9月29日に25日線と50日線のゴールデンクロス。
・方向感を示す75日移動平均線は下向きながら、急速に角度を和らげつつある。

MACDは、
・10月18日にデッドクロス示現。
・週足のMACDは9月21日週にゴールデンクロス示現。

・金、原油のコモデティはともに底なしの下落の時期を越え、週足MACD、方向感を示す75日移動平均線が上昇転換目前。金地金が一足先に移動平均ゴールデンクロス、75日移動平均線突破を達成しており、これから長い上昇局面がやってくる兆しを見せている。


■日本国債10年利回り
週末終値:0.297%
25日移動平均線:0.32%付近
50日移動平均線:0.35%付近
75日移動平均線:0.37%付近
・7月28日に25日線と50日線のデッドクロス示現。
・8月20日に50日線と75日線のデッドクロス示現。
・方向感を示す75日移動平均線は下向き。

MACDは、
・10月7日にゴールデンクロス示現。
・週足MACDは8月3日週にデッドクロス示現。

・週足MACD、75日移動平均線、まだまだ下落トレンドの中にある。


■米国債10年利回り
週末終値:2.146%
25日移動平均線:2.05%付近
50日移動平均線:2.12%付近
75日移動平均線:2.15%付近
・8月4日に25日線と50日線のデッドクロス示現。
・8月28日に50日線と75日線のデッドクロス示現。
・方向感を示す75日移動平均線はやや下向き。

MACDは、
・10月19日にゴールデンクロス示現。
・週足MACDは8月10日週にデッドクロス示現。下落トレンドに。

・週足MACD、75日移動平均線、まだまだ下落トレンドの中にある。


■ドイツ国債10年利回り
週末終値:0.520%
25日移動平均線:0.55%付近
50日移動平均線:0.63%付近
75日移動平均線:0.65%付近
・8月28日に50日線と75日線のデッドクロス示現。
・10月2日に25日線と50日線のデッドクロス示現。
・方向感を示す75日移動平均線は下向き。

MACDは、
・10月22日にデッドクロス示現。
・週足MACDは8月17日週にデッドクロス示現。

・週足MACD、75日移動平均線、まだまだ下落トレンドの中にある。

・債券市場は、日本国債、米国債、ドイツ国債、すべてが下落トレンドの真っ只中。世界が注目した9月FOMC以降、市場は完全に利回り上昇は無いと見ている様子。利上げ無しと見て国債が買われ続けている。



■ドル円
週末終値:120.60円
25日移動平均線:120.2円付近
50日移動平均線:120.2円付近
75日移動平均線:121.5円付近
・8月31日に25日線と50日線のデッドクロス。
・8月31日に50日線と75日線のデッドクロス。
・方向感を示す75日移動平均線はやや下向き。

MACDは、
・10月20日にゴールデンクロス。
・週足MACDは8月17週から明確なデッドクロス。

・結局120円前後でもう2ケ月停滞。75日移動平均線に上値を完全に抑えられ、上値は重い。


■ユーロ/米ドル
週末終値:1.1010ドル
25日移動平均線:1.122ドル付近
50日移動平均線:1.125ドル付近
75日移動平均線:1.118ドル付近
・7月30日に50日線と75日線のデッドクロス。
・10月24日に25日線と50日線のデッドクロス。
・方向感を示す75日移動平均線はやや上向き。

MACDは、
・10月21日にデッドクロス示現。
・週足MACDは4月6日週に約1年ぶりのゴールデンクロス示現し上昇トレンド継続中。

・週足MACDが6ケ月間も上昇トレンドを継続。下値を切り上げながら上昇トレンドを刻んでいる。ユーロドルのじわじわ上昇は、ドルのこれからの下落を表しているのか。


■中国人民元/円
週末終値:19.09円
25日移動平均線:18.92円付近
50日移動平均線:18.88円付近
75日移動平均線:19.18円付近
・10月27日に25日線と50日線のゴールデンクロス。
・方向感を示す75日移動平均線は下向き。

MACDは、
・9月8日にゴールデンクロス示現し、10月19日にシグナル接触を乗り越えまたさらに上昇。
・週足MACDは8月3日週にデッドクロス示現後ゆるやかに下落トレンド継続中。

・週足MACD、75日移動平均線がまだ下向きで完全な上昇トレンド展開とはいかないものの、短期の上昇の勢いが強くトレンドが急速に改善。ドルペッグから解かれたのち、ドル円とも明確に違うトレンドを刻み始めている。


■オーストラリアドル(オージードル)/円
週末終値:86.1円
25日移動平均線:86.2円付近
50日移動平均線:85.8円付近
75日移動平均線:87.5円付近
・10月26日に25日線と50日線のゴールデンクロス示現。
・方向感を示す75日移動平均線は下向き。

MACDは、
・10月28日にデッドクロス示現。
・週足MACDは10月26日週にゴールデンクロス示現するか?シグナル接触中。

・週足MACD、75日移動平均線の長期トレンドがまだまだ下落トレンドの中にあるものの、50日移動平均線が下値支えとなっており、週足MACDがゴールデンクロスの可能性あり。もうしばらく現水準で粘れれば上昇トレンド転換チャンスあり。


■ニュージーランドドル(キウイドル)/円
週末終値:81.7円
25日移動平均線:79.9円付近
50日移動平均線:78.0円付近
75日移動平均線:79.2円付近
・6月9日に50日線と75日線のデッドクロス示現。
・10月20日に25日線と50日線のデッドクロス示現。
・方向感を示す75日移動平均線は下向きから横ばいへ。

MACDは、
・10月30日にデッドクロス示現。
・週足MACDは1月中旬にデッドクロス後長い長い下落トレンドの中にあったが10月5週についにゴールデンクロスし上昇トレンド転換。

・10月初の9ヶ月ぶり週足MACDゴールデンクロスが大きい。75日移動平均線も下落トレンドが止まり、長期トレンドが上昇へ向かう。今後の資源高、商品高を象徴するニュージーランドドルのトレンド好転である。


■南アフリカランド/円
週末終値:8.71円
25日移動平均線:8.85円付近
50日移動平均線:8.85円付近
75日移動平均線:9.18円付近
・7月31日に50日線と75日線のデッドクロス示現。
・10月30日に25日線と50日線のゴールデンクロス示現。
・方向感を示す75日移動平均線は下向き。

MACDは、
・10月27日にデッドクロス示現。
・週足MACDは2015年1月以来、長い下落トレンドの最中。

・単純移動平均、週足MACDの中長期トレンドは下落トレンドの中にあり、すぐにすっきり上昇とはいかないと思われるが、目先少し強気も見られトレンド改善中。さらに超長期で30年チャートを見るともう何十年も下落トレンドの中にあり、リーマンショック後2008年安値と今回の安値で超長期ダブルボトムを形成したという見方もできる。


まとめ
 はっきりとトレンドが出始めているのが金地金(ゴールド)と原油のコモディティ、そしてニュージーランドドル、という資源国通貨。長い下落トレンドに終わりを告げ、反発上昇に入るトレンドが出始めている。その中で一番くっきり上昇転換が出ているのがニュージーランドドル。次に金(ゴールド)。75日移動平均線も突破し、明確な上昇トレンド。トレンド分析には入れていないが、ビットコインも強烈な上昇を続けており、今後の商品高トレンドを象徴している。

 そのゴールド上昇に呼応するかのように債券利回りははっきりと下落トレンド。9月米国FOMC以降、どれだけ米国FRBが利上げ可能性を打ち出そうとも、マーケットははっきりと金利上げは無いという答えを出しているようです。

 株はどうか。ここは2つに分かれています。どちらが正しいのか。日本株と中国上海は75日移動平均線に上値を抑えられ、下落直前の様相。一方、米国株とドイツ株は75日移動平均線を突破している。どちらが強いか。

 そして為替。ドル円は完全膠着ながら日本株と同様に75日移動平均線に阻まれ下落直前の様相。しかしユーロドルが着々と上昇トレンドを継続しており、中国人民元、資源国通貨高でドルにはネガティブな流れが多い。この流れで行くとドル円は下落に入りそう。ということは、日本株も下落がありそう。


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ねぎし まなぶ(P.N)

Author:ねぎし まなぶ(P.N)
某企業勤務のサラリーマン。
株・FX投資暦10年以上にもなるが、デイトレードをやると負け続きでデイトレードは引退。
しかし、短期売買で負け続きでも、過去取り組んだ積立て投資では着実に資産が増えていることに気づき、やはり最強の投資は積立てであると確信。
外貨投資FXで、ドルコスト平均法の中でも最強のリスク分散「毎日積立」に取り組みます。
毎日継続するときに飽きたり変な欲が出ないように、日記の形で記録しながら取り組むことにしました。

※なお、本ブログは素人の趣味の日記であり、投資を推奨するものではありません。投資判断は自己責任にてお願いいたします。

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