重要指標は雇用から貿易へシフト。米国指標は雇用統計より、明日の貿易収支!
トランプ大統領以降の世界経済は、明らかに構造がそれまでと変わっています。
特にこれまで数年間、重要な指標としてみんなが注目していた毎月第1金曜日の米国雇用統計。雇用統計前はTwitterとか見ててもFXトレーダーが重要なタイミングだとわらわら出てきて気にしています。しかし、雇用統計はもはや重要ではないです。トランプ大統領以降、FRBのイエレン議長はもはや存在感も薄れ、FRBの利上げうんぬんはあまり注目されていません。FRBの実質金利がどうであれ、昨年11月のトランプ勝利以降、米国長期金利は暴騰してしまっているのです。既に金利は動いています。
変わって、重要視されてくるのは、貿易だと思われます。「Make America great again!」のトランプさん。注目されるのは貿易摩擦の動向です。トランプさんが気にしているのは貿易収支ですから、明日、米国貿易収支が発表されるとまた何か為替についてTwitterでトランプ砲がぶっ放されるリスクがあるのです。
トランプ大統領就任後、重要なのは貿易関連です。ドル円は現在112円を割りそうなところにいますが、米国貿易収支も十分注意して見ましょう。そして値動きがあれば上であろうが下であろうが、乱高下のエネルギーをコツコツ利益に換えてランダムウォーク戦略で稼いでいきます。今のドル円のボラティリティはエネルギーをたくさん持っているのでとても稼げますね。